自分には長所がない?長所がないあなたは将来大化けするかも?

自分の長所って何だろう……?履歴書などを書いていて手が止まってしまう人がいます。
長所なんかない、自分の長所が見つけられない。そんな人は、自分に厳しすぎるだけではありませんか?

誰にだって長所はあります。ただ自分では気が付きにくいだけです。自分の長所の見つけ方をお教えしましょう。

自分の長所は自分自身ではなかなか見つけられないもの

自分の長所というのは、自分ではなかなかわからないものです。

多くの人は「長所」というほど特別な何かを持っているわけではないので、真面目な人ほど「あなたの長所は何ですか?」という質問には答えにくいもの。

自分に対しては、点数が辛くなりがちな人は自分の「いいところ」なんて軽々しくは言えないものです。

でも、その質問を投げかけた方も、ものすごい一芸が飛び出すとは考えてはいないはず。もっと、軽く考えるくらいでなければ自分の長所など数え上げることはできません。

そんな人には、「では、あなたの短所・欠点を言ってみてください」といえば、スラスラと出てくるのではないでしょうか。

自分の長所を言えない人は、長所が「無い」のではなく、長所だと認められるレベルの設定が高すぎるのです。

もう少し、自分自身を寛容な視点で見つめ直してみましょう。

自分に長所がないと言ってしまう謙虚さも長所のうちではありませんか?

自分には長所がないなんて言ってしまうのは損をしている?

文字が上手な人に「字がきれいだね」と言っても、その人は普通に書いているだけだとしか思っていないので、それが自分の長所だとは気が付きにくいのです。

とても努力して書道などを学んできたという人は、素直に「ありがとう」と言えるのかもしれません。

努力したわけでもなく、当たり前にできたという天性の才能の持ち主は、人から言われなければ才能があることにすら気が付かないこともあります。

自分をアピールすることが重要な欧米の文化では、自分にできることがあると積極的に長所として紹介します。

しかし、謙虚を美徳としてきた日本人は、自分の能力が優れているとアピールすることを良しとしない国民性があることも、長所を見つけにくい人を生む土壌なのではないでしょうか。

自信を持って得意なことをや良い面を「長所」というのはとてもいいことです。胸を張って長所をアピールしましょう。

能力がないと思い込んでいるだけ?今のあなたは?長所がないのが長所かも!

1.周囲の目を気にしすぎ批判されるのが怖い

「失敗したらどうしよう。恥ずかしい思いをする」
「自分の考えは、皆には受け入れられずに笑われてしまうかもしれない」

そんな思いに取らわれて、何も起きていないのに自分で自信を失っていってしまいます。
しかし、考えてみてください。普段のあなたは、周囲の人たちをそこまで観察していますか? 評価や批評をしているでしょうか?

あなたが考えるほど、周りの人々はあなたを意識していないのです。もっと気軽に、ポジティブに考えていきましょう。

2.「自分は何をやってもダメ…」

この思い込みが、自己評価を極端に下げ、あるはずの長所を見えなくしている原因です。

何かを始める前から萎縮していたら、そもそも人間の文化や化学はここまで発展してこなかったはずです。

3.もしかしたら長所がないのが長所かも?

「自分が一番優秀だ!」とうそぶく人物よりも、「自分はダメだ」と短所を洗い出す視点を持っている人の方が、優秀な人になる「目」を持っていると言えるのです。

あなたはバランス型なのかもしれません。長所を持っている自信家ばかりが周りに居たらまとらないですよね!うまくまとめる人も必要です。

もしかしたら長所がないあなたは長所がないのが長所かもしれません。

長所がない?では短所を治すところからはじめよう!

「自分」という存在は、自分であって、且つ「1人の人間」です。

理由もなく「自分のことが嫌い」などというのは、1人の人間に対して失礼なことです。

自分のことが嫌いだということは、その理由となる「欠点」が見えているということ。

つまり、その欠点を無くするように努力すれば、自分を好きになるとができるはずです。

これまでの人生で「だから自分が嫌いなんだ」「こんな自分が本当に嫌い」と感じた出来事を思い出してください。

自分を嫌いな理由を洗い出して、その中から努力次第で改善できることを見つけていきます。

身長が低い人が背を伸ばすことはできなくても、太っている人が痩せることはできます。
頭が悪いというのなら、勉強することで身につくこともあります。

修正や改善できるものに関しては、積極的に行動に起こし、変えることが不可能・非常に困難なことは考え方や気持ちの方向性を変えて対処します。

自分が嫌いでイヤになるという人は、自分を好きになる・自分を良くするヒントをすでに見つけているのです。

長所アピールは自分の個性をアピールする場でもある

履歴書や就職試験などで自分の長所をアピールする必要がある場合、より個性的な面を上げましょう。

書き方や答え方をインターネット検索すると、当たり前の「ありがちな解答」や「模範解答」で溢れかえっています。

他の人がどんなことを書いているのか、リサーチするのは悪いことではありませんが、丸写しになることは避けましょう。

自分の長所に関しては、より個性的で話を聞かせて欲しいと思わせることも大切です。

人事を担当する側もプロですので、媚びを売るような内容は簡単に見透かされると尾もっておきましょう。

模範解答をに近いことを書き込んだとしても、最後の一文では自分自身をアピールすることを心がけて、オリジナリティのある長所アピールにしましょう。

ただし、話の盛り過ぎは、あとで自分が苦しくなるだけなのでやめた方がいですね。