寝る前に音楽を子どもに聞かせるのは本当に子どもに好影響なのでしょうか?
音楽を聞きながら寝ると・・・どんな効果があるのか知りたいですよね?
子どもの夜の寝つきを良くしたくて音楽を聞くなら注意してほしい事、音楽を聞く以外で寝る前に睡眠の質を上げる行動などもまとめてみました。
子どもが寝る前に音楽を聞くのは好影響?
子どもの寝る一時間前は、音楽を聴くという行為が寝つきと言われています。実際、子どもを眠らせやすくするCDもたくさん販売されています。
子どもが寝る前に、同じ音楽をかけるというのも良いでしょう。「この音楽が聞くと寝る時間。」と子どもも潜在的に意識するようになるからです。
ある人は、毎日同じ音楽を寝る前にかけていました。ある日音楽をかけるのを忘れてしまったそうですが、子どもから催促されたといいます。
音楽を身近に感じていたせいなのか、ピアノを習い始め音楽が大好きな子どもになったそうです。
音楽以外でも、子どもが寝る時に背中をトントンとしてあげることも寝やすくするコツです。規則的なリズムでトントンしてあげると呼吸が整って眠りやすくなるようです。
しかし、あまり早いリズムでトントンしてしまうと目が覚めてしまうことも。注意しましょう。
眠らせやすくするCDもいいのですが、お母さんが歌う子守歌も効果があります。ぜひ歌ってあげて下さい。
子どもが寝る前から音楽を聞きながら寝ると・・・どんな影響が?
寝る時の音は睡眠に影響します。周りがうるさいと子どもはすぐに眠ることはできないでしょう(例外の人もいるかもしれませんが)。
人間は音を聞く時、無意識に神経が集中しています。
これは脳の活性化が原因です。
そうなると、寝る前にどんな音楽を聞けば眠りやすいのでしょうか?
子どもが寝る前は音楽でα波を活用
睡眠に良いのは、α波を出現させる音楽と言われています。ゆったりとした音楽を聞くと眠たくなりませんか?音によってはリラックス効果もあるのです。
特定の音楽を聞けば、α波という脳波が脳に現れると言われています。このα波が出現することによって脳がリラックスできるのです。そうすると、大人も子どもも質の良い睡眠をとることができると言われています。
しかし、朝まで音楽を聞きながら眠ると、ずっと脳へ刺激を与えていることにもなってしまいます。α波を出現させる音楽だとしても、ずっと聞いていれば睡眠の質は下がってしまいます。
寝る前から聞き始め、眠りに落ちた後に演奏が止まるようにセットするのが良いでしょう。
寝る前にこの音楽を聞くと子ども(赤ちゃん)が寝てくれる!?
子どもや赤ちゃんを眠らせるために聞く音楽・・・どんな音が効果的なのでしょうか?
ママのお腹の中で安心していた赤ちゃん。生まれてすぐの時は外の世界がどんなものなのかわからず不安だといいます。
そのため子どもはママのお腹にいた時に聞いていた胎内音を聞くと安心して眠ることができるとか。
赤ちゃんのそばに胎内音内臓のぬいぐるみを置いているという病院もあると言います。胎内音のアプリもあるので、赤ちゃんに聞かせて安心して眠ってもらいましょう。
オルゴールの音もおすすめです。オルゴール音のアニメの曲のメドレーなども出ています。聞き始めて1分もかからないうちに眠ってしまう赤ちゃんのいるとか・・効果はありそうですね。
赤ちゃんを眠らせる音楽はいろんな種類がありますが子どもによっては好き嫌いや向き不向きがあるかもしれません。CDなどいろいろ試してみて、子どもが聞いて寝るのに効果的な音楽を見つけてあげましょう。
夜の寝つきを良くしたくて音楽を聞くなら!この事に注意して!
子どもの夜の寝つきを良くするために音楽を聞くのであれば、寝る前の30分~1時間の時間を利用しましょう。
日常の興奮している脳の状態から、睡眠のためのリラックスした脳の状態に切り替えるためには時間が必要です。
子どもの寝る1時間前からはリラックスタイムにしましょう。
パソコンやスマートフォンを使うのを止め、仕事や勉強のことなども考えないようにしましょう。それが質の高い睡眠をとるために必要なのです。
そしてこの時間に、α波を出しやすい睡眠用の音楽を聞くようにしましょう。そうすれば子どもの寝つきがよくなるでしょう。
音楽のボリュームにも注意しましょう。図書館くらいの静けさで聞くようなボリュームが最適です。α波は光や音、触刺激に影響を受けやすく、大きな音は心身をリラックスさせてくれません。
睡眠に必要な寝室の音環境は、40デシベル以下、これが図書館の静けさ位なのです。
α波を出しやすい睡眠用の音楽のアプリなどもあります。自分に合う音楽を探してみましょう。
音楽を聞く以外で、寝る前に睡眠の質を上げる行動とは!
寝る前の運動は体を興奮させてしまいますが、ストレッチであればリラックスした状態で眠ることができます。
これは副交感神経が優位になるためです。
部屋の照明を少し暗くした状態で、ストレッチを行いましょう。この時に呼吸を整えることを意識しましょう。身体中の細胞や脳に酸素がしっかりと送り届けられれば、効率よく疲労回復も進みます。そして自律神経も安定してきます。
ストレッチの他にヨガや筋弛緩法もおすすめです。
呼吸を深くすることで自律神経を整えることができます。そうすることで睡眠の質を上げることができるでしょう。
睡眠前の入浴も効果が高いと言われています。シャワーで済ませるのではなく、湯船に浸かるようにしましょう。寝る時間の1時間前には入浴を終わらせるようにします。入浴時間は約20~30分くらい、お湯の温度はぬるめの約39〜40度くらいにしましょう。
入浴すると、深部体温(身体の内部の温度)が上がりますが、入浴後には下がります。その下がる時の眠気を感じやすくなるのです。
入浴後は水分不足になりがちです。寝る前の水分補給も忘れないようにしましょう。