子供がわがままを言ってすぐ泣くときに上手に乗り越える方法

買い物に出かけたときに子供がわがままを言ってすぐ泣くと、ママも困ってしまいますよね。どうにか泣き止ませようと、必死になるもいるでしょう。

子供がわがままを言って泣き止まない時、親はどんな風に対処すれば良いのでしょうか。上手な対処法はあるの?

そこで今回は、子供がわがままを言ってすぐ泣くときに親が取るべき行動についてお伝えします。

子供がわがままを言ってすぐ泣くのは親にも責任がある?

子供がわがままを言って泣くとき、親はこんな行動をしていませんか?

〇親が途中で折れる

例えば、子供がおもちゃ売り場で欲しいと駄々をこね始めた時、おでかけの前は「おもちゃは買わない」と約束していたにも関わらず、その約束をナシにして「一つだけなら買ってあげるよ」と言っていることはないでしょうか。

親が約束を変えてしまうと、子供もそれを見越して泣いてわがままを言うこともあります

親が態度を変えてはいけません。どれだけ騒いでも「ダメなものはダメ」と、毅然とした態度でいましょう。

〇褒めずに叱ってばかりいる

子供がわがままを言った時は叱るのに、わがままを我慢した時に褒めてあげないでいると子供は理不尽に感じてわがままをやめないこともあります。子供もそれでは自尊心が育たずにそのままわがままをやり続けるのです。子供が我慢ができた時はいつもよりしっかりと褒めてあげましょう。

わがままを叱るときはしっかり叱り、きちんとできたときはしっかりと褒めて、子供の努力を認めてあげるようにしましょう。親のメリハリがしっかりしている家庭は子供もしっかりした大人になっていきます

元保育士に聞いた!子供がわがままを言ってすぐ泣く理由

保育士の経験がある女性にお話をお聞きしました。

「子供は基本的にわがままなものです。わがままと言ってしまうと、なんだか悪いイメージに聞こえてしまうかもしれませんが、子供にとってはそれが普通になります。

子供が成長していくにあたって、色んな人と関わって喧嘩をしたり遊んだりしながら大きくなっていきます。

自分の思い通りにならないこともその中で学び、相手の気持ちを思いやったり、知っていくことを覚えていくのです。

そうやって自分をコントロールしながら大きくなっていきます。

わがままばかり言っていた子供が、大きくなるにつれてわがままを言わなくなる様子も何度も見てきましたよ!

大人がどうやって子供に働きかけていくかで、子供の成長の仕方は変わってきます。

子供が困った行動を取るときには必ず『理由』がありますので、子供の様子や気持ちを大切にしてあげることで子供の行動も変わってくると思います。」

子供がわがままを言ってすぐ泣く時は親の愛を確認していることも

少しの事でも子供が大泣きして騒ぐときは、わがままを言っているのではなく、自分が親にきちんと受け入れられているかを確認していることもあります。

子供が泣いた後「ティッシュを取って」とか「抱っこをして」ということがあると思います。

この時は、親が自分のことをどうやってケアしてくれるかを確認していることもあるのです。

子供がこのような態度を取るときは、子供がやって欲しいということにこたえてあげるようにしましょう。

涙を拭いてあげて、きちんと抱きしめてあげてください。

何回もこんな行動を繰り返されると少し大変に感じるかもしれませんが、親が自分のことを受け入れてくれると分かれば、子供も安心して成長してくれることでしょう。

子供のことはいつも笑顔で迎えられるように心がけてくださいね!

2歳の子供のイヤイヤ期!子供を叱るポイント

「魔の2歳児」と言う言葉を聞いたことがある人もいますよね。

子供が2歳頃になると、何に対しても「イヤ!」と言う時期がやってきます。

この時期は、子供の脳が発達して自我が芽生えてくる時期になるため、自分の意志をはっきりと伝えてくるようになります。

だから何に対しても「イヤイヤ」を繰り返し、ママたちに自分の気持ちを訴えてくるのです。

この時期は子供をむやみに叱るのではなく、本当に危険なことをした時や相手を傷つけることをしたときに「やってはいけない」ということを伝えることが大切になります。

子供の目をしっかり見て、本気で叱るようにしましょう。

ダラダラと叱るのではなく、簡潔な言葉で子供に伝えてください。

挨拶やマナーなどは、親が子供のお手本になって教えることが大切です。

育児でストレスが溜まった時は・・・ママさん自身のケアも重要

子育てをしているとストレスが溜まってしまうこともありますよね!

少しの事でもイライラするようになって、子供に対してきつく当たってしまうこともあるでしょう。

自分のことを「ダメな母親だ」と攻めてしまったり、落ち込むことで更にストレスを溜め込んでしまい、悪循環を繰り返すこともあります。

そんな風に過ごしていると、心の病気になってしまうこともあります。

過食や拒食を繰り返したり、夜に眠れなくなって睡眠障害を引き起こしたり、笑うことも得着ずに何に対しても無気力になってしまうといった症状が出ることもあります。

子育てをするのはとっても大変なこと。

ストレスが溜まってきたと感じたら、パパにも協力してもらって上手に発散できるようにしましょう。

子供はママの笑顔が大好きです。

いつでも笑顔でいられるように、夫婦得協力をして子育てが出来ると良いですね!

たまには一人で過ごす時間を作ることも大切です。パパの協力が得られない時は、一時保育などに子供を預けて時間を作るのも良いでしょう。