名前にキラキラネームを付けたことを後悔!その本音とは・・

子供の名前と言うのは、時代と共に変わります。

キラキラネームと呼ばれる名前も出てきて、今はさまざまな名前がありますよね。

小学校の名簿などは、振り仮名が付いていないと読めない子が続出です。

しかし、親が良かれと思って付けたキラキラネームに後悔をしている人もいるようです。
名前は、親から子供への最初のプレゼント。

素敵な名前をプレゼントしてあげて下さいね。

キラキラネームを付けたことを後悔しているお母さんに聞いてみた。

キラキラネームを付けたことを後悔していると方に、どのような理由で後悔しているのがアンケートを行いました。

【第1位】漢字だけでは名前が読めない
【第2位】子供がいじめられそう
【第3位】名前負けしている

確かに、今の子供達は漢字だけでは何と読むのかわからない子が多いですよね。
幼稚園の先生や学校の先生、病院の受付の方なども大変ですよね。

名前は当て字で付ける方も多いですが、キラキラネームの場合にはかなり読み方が難解です。

では、実際にキラキラネームを付けた方にお話を伺いました。

『子供の名前は璃空(りく)です。
なんとか読んでもらえることもありますが、一番多いのは「りくう」と呼ばれることです。
フリガナ無しでも読める名前にすれば良かったと思いました。』

『子供は心結(みゆ)という名前です。
やはりふり仮名がないとなかなか呼んでもらえずに、先日は病院の受付で「こむすび」と呼ばれる始末…。
女の子にこむすびはないでしょう、と心の中でつっこんでしまいました。』

後悔することになるなんて…名前のキラキラネームはこうして生まれた

可愛いと思って付けた名前が「キラキラネーム」として呼ばれるようになり、戸惑う方も多いようです。
良かれと思った名前が後になって、後悔することになるなんて…。
キラキラネームはこうして生まれました。

『子供にキラキラネームと呼ばれる名前を付けてしまいました。
男の子なのですが、主人が仮面ライダー好きというのもあって、仮面ライダーの名前を付けてしまいました。
周囲にもキラキラネーム的な子は多いので、一人だけ目立つということはありませんが、今になって思うと定番の名前の方が良かったかなぁとも思います。
名前は一生使うものなので、もっとじっくり考えればよかったかもと思いました。』

『名前の響きが可愛くて、子供にキラキラネームと呼ばれる名前を付けました。
でも、漢字を見て名前を読める人はいないので、誰もが読める名前の方が良かったかもと思いました。
名前はとても可愛い名前なのですが、可愛過ぎました…。
他の人から見ると「名前負け?」と思われないか心配です。

キラキラネームの名前で後悔・・後になってわかった意味

他にも後悔している方は多いようです。

『大きく太い心の持ち主になって欲しいという願いを込めて「心太」と名付けました。
しかし、後になってから心太は「ところてん」とも読むと知り愕然…。
もう少し調べれば良かったです…』

このような読み方は他にもあります。

名前には「海」や「星」、「月」なども良く使われますが、これも組み合わせを間違えると大変です。
「海月」はクラゲ、「海星」だとヒトデになってしまうのです。
パッと見は幻想的で素敵な名前に見えますが、実はこんな呼び方があるのです。

妊娠中というのは、分泌されるホルモンの影響もあり、『マタニティ・ハイ』と呼ばれることもあります。
これは脳が興奮状態にあり、そのような状態で付けた名前は、キラキラネームになりやすいという話もあります。

名前を付ける時にはルールがある

名前を付ける時にはルールがあります。

【使用可能な文字】
・常用漢字
・漢数字
・人名用漢字
・ひらがな
・カタカナ
・長音符号
・繰り返し記号

【使用不可能な文字】
・アルファベット
・算用数字
・ローマ数字

また、推奨されない文字として、悪い意味を持つ漢字です。

記憶に残る方もいるかもしれませんが、1993年に「悪魔ちゃん」という名前を巡って、裁判が行われました。

行政側は「悪魔」という名前を受理を拒否したという事件で、テレビなどでも話題になりました。

この裁判の結末は、両親側が似たような音の名前を提出して終わりを向かえました。

名付けのルールには、日数の期限もあります。
名前は出生届と一緒に提出するのですが、その期限は生まれた日から14日以内というルールがあります。
それまでの期間に名前を決めなけれいけないのです。

しかし、それまでに名前が決定できない場合には、名前欄を空欄で提出し、決まり次第、追完届が必要になります。

キラキラネームではなくてもフリガナがないと読めない子も苦労する

キラキラネームと呼ばれるものの中には、かなりキラキラ度が高い名前から、今ではほぼ一般的になってきた名前があります。

しかし、キラキラネームの定義と言うのは決まっていないので、受け取る側によって、または年代によって考え方が異なるでしょう。

次の名前は、あなたはキラキラネームだと思いますか?

○陽菜(ひな、ひなた、など)
○結愛(ゆあ、ゆな、ゆめなど)
○心桜(こはる、こころなど)
○陽翔(はるとなど)

これらは、かなりポピュラー名前にも感じますが、人によってはこれもキラキラネームに入ると考え人もいます。他人が見ても読めないことが多いパターンです。

名前は子供が一生使うものです。
素敵な名前をプレゼントしたいものですね。