人参の栽培では「へた」の再利用!捨てる前にこんな活用も?

人参のへたを使って簡単に葉っぱの栽培をしてみませんか?

可愛らしい人参の葉は、目の保養にもなりますよ。また、ちょっと緑を足したいときに使えます!ウサギさんのおやつに葉っぱを育てたい人にもおすすめです。

そんな人参のヘタの栽培方法や、育て方を紹介します。いつも、捨ててしまうあの部分がこんな風に育つなんて・・植物の生命力ってすごいんですね。

人参のへたを栽培してみよう!ちょっとしたアクセントに

人参の葉っぱは、高い消臭効果があり体臭の原因となる脂肪の酸化も防いでくれます

根菜類になる人参は、へたの部分から葉の部分を再生させて食材として活用しましょう。
栽培方法は、人参のへた部分1.5㎝程度の厚みを残して切ります。葉っぱがついているものや芽が出てしまっているもののほうが育てやすいのでもし古くなって、葉がでてきてしまった人参があるならそれを活用しましょう。

浅い容器に人参をいれ、へたの上部分が水につからないように水を張りましょう。

できるだけ、窓際などの明るい場所に置いてあげるといいですね。

一日、一回は水を取り変えましょう。水が汚れているとカビの原因となります。だいたい、1週間ほどで若葉が出てきます。

人参のへたを使った再生野菜は柔らかく、クセもないのでお味噌汁やスープの彩りにおすすめです。ゼリーやプリンに飾ってもいいですね。

人参のへたを栽培したら花が咲いた!?

人参のへたを使って簡単に、人参の葉を育てよう!

キッチンで簡単に人参のヘタを使って栽培ができます。方法は、1.5~2cm上の部分を切って水に浸しておくだけです。

数日で新しい葉が出てきますよ。

葉が生えてくると、根も生えてきます。根が生えてきたら土に植えるタイミングとなります。

土に植えてしまえば毎日の水の取り変えはしなくていいので、手軽かもしれませんね。そのまま育てていると、花が咲くこともあるそうです。

しかし、食べる人参部分はそれほど大きく育たないので人参そのものを育てたい人は種や苗から育てるといいでしょう

ニンジンのヘタの栽培は、可愛い小皿でもいいですがペットボトルが便利でいいですよ。夏休みの子どもの自由研究にもいいかもしれませんね。

そのときには、大根やカブなども一緒に行い比べてみるといいでしょう。研究のきっかけ、研究方法、予想、結果、発見したことなどをまとめれば立派な自由研究になりますよ。

人参のへたの栽培はうさぎのおやつにも最適!

ウサギを飼っている人にも、人参のへたの栽培がおすすめです。

栄養価の高いニンジンの葉っぱは、安心して与えることの出来るウサギのおやつに丁度いいですよね。

スーパーや八百屋さんでも、葉付き人参はなかなか取り扱っていないので人参を使った料理をしたら、へたを残しておいてウサギさんのために新鮮おやつを栽培してあげましょう。

ペットボトルで簡単にへた栽培でもいいのですが、わさわさ人参の葉っぱを育てたいのであれば一工夫しましょう!

お店で、小さめの人参を買いましょう。、深型のプラスチック鉢、もしくは2ℓペットボトルの底に穴を開けたものを用意してください。

そこに土をいれ、その人参を植えるだけです。植えるときにはヘタの部分をちょっと出した状態にしてください。

あとは、適度にお水をあげればOK!

そこまで日当たりがよくなくても、ワサワサ葉っぱが成長してくれますよ。花が咲いたら栽培終了の合図となります。また新しい人参を植えましょう。

土の栄養的に、3回くらいは同じものを使えます。お水をあげすぎないほうがいいようです。たくさん収穫できるようなら干して乾燥にんじん葉にするといいでしょう。

簡単に栽培できるのはニンジンだけじゃない!根っこもおすすめ

人参の他にも、再生野菜に向いている野菜はいろいろあります。

いつもは捨ててしまう部分ですが、上手く再生栽培してみてはいかがでしょうか?

再生野菜に向いているのは、根っこの部分がしっかりと残るものや根菜、豆苗です。根っこの部分から再生栽培しやすいのが「小松菜」「チンゲンサイ」「ネギ」などです。

根菜では、「大根」「人参」「カブ」などです。

万能ネギを再生栽培するときには、根元から2~3cmのところを切り、根元部分をコップなどに入れましょう。水に根が浸かるようにしてください。場所は、日当たりのいい明るいところがおすすめです。毎日お水を取り替えてください。

数日で新しい葉がでてくるので、見ていて面白いですよ。1週間もすると、5cmくらい成長するのでちょっと彩りが欲しいときに役立ちます。

レタスやリーフレタスも再生栽培できます。

浅い容器の中に、レタスの芯の部分を入れましょう。芯が浸かる程度の水を入れてください。茶色く変色している葉が残っていたら、そこの部分は使わないようにしてください。
日当たりのよい場所に置いて、水を毎日取り換えます。1週間ほどで葉が生えてきます。
10日ほどで10cmくらいの緑色の葉に成長しますよ。

人参を栽培したい人はやっぱり土が大事!人参の特徴

人参は、緑黄色野菜の代表と言えます。特徴として

・栄養価が高い
・カロテン(抗酸化作用)
・ビタミンB2やC
・葉酸
・食物繊維

が多く含まれています。

サラダなど生で食べることはもちろん、炒め料理、煮込み料理、漬物など、あらゆる料理で使えます。彩りもいいので、人参が入っているだけで明るくなりますよね。

人参の種類は大きく長根種と短根種に分けられます。

人参は、温かい気候よりも冷たい気候を好みます。しかし、幼苗時は高温にも強いので家庭菜園をする場合は夏まきで秋~冬に収穫するといいでしょう。早まきは避けたほうがいいですね。

ニンジンのタネは吸水力が弱いので、タネまき後に土が乾いてしまうと発芽しない可能性もあります。発芽までの間は土を乾燥させないようにしましょう。また、土が酸性ほど生育が遅れてしまいます。苦土石灰をまいて対処してください。