本の内容が頭に入らないと思っている人へ!意識しすぎかも?

本の内容が頭に入らない、入ってこないと感じている方、もしかしたら、うつ病のサインかもしれません。
日頃の生活を見直そうというサインかもしれませんね。
読書する前にその本に対するいくつかのポイントを考えて読み込むと、頭の中で物語や文章をイメージできるのかもしれません。

本の内容が全然頭に入らない!どうして?

本が大好き!
暇さえあれば本を読んでいますし、暇じゃなくても本を読んでいます!

ページをめくることが大好きなんですよね。
本を読みたいというよりも、ページをめくりたいと思っているのかも…。

よく読むのは「小説」です。

ですが、読んでいる時に物語に入り込み、頭の中に字が映像に変換されやすく内容がスラスラ入ってくるものもあれば、ただ単に文字を追っているという本もあります。

この違いってなんなのでしょうか?

読みたい本を選んでいるはずなのに、内容が頭に入らなかったり、覚えていないってどういうことなのでしょうか?

読書というものは生活の一部でリラックスをするために読んでいる人が多いのではないでしょうか。それを読書はどこか特別な時間、知識を頭に入れようと思って読むと自分で読んでいるのですが頭に入っていかないという現象に陥ることもあるようです。あまり自分で制約をつけると学校の勉強のようになにか押し付けられている感が出てきます。

本はリラックスして頭に詰め込まず読む習慣をつけてみましょう。

本の内容が頭に入らないのは、もしかしたらうつ病のサインかも…

大好きな読書。
本を読むことが大好きで、読書が日課になっていたのに、気が付くと最近読んでないな…
字を追うことが億劫に感じたり、読んだ内容が全然頭に入らなかったりするようになってしまったら?

もしかしたら、うつ病のサインかもしれません。

文字を追うことが億劫に感じることや、読んだ内容が頭に入らないということの他に、長い時間読書をしていることができなくなったという症状も、うつ病のサインとして読み取れます。

自分の生活を振り返ってみましょう。
楽しいと感じていますか?
よく眠れていますか?
休日はありますか?

自分で思っている以上に心と身体が疲れているのかもしれません。

本の内容が頭に入らないのは、脳が怠けてるから!?

脳はナマケモノ!?

脳ってナマケモノだって知ってました?
基本的には脳は休んでいたいんですって!

なので、いったんお休みモードに入ってしまった脳を、フル回転させることが難しくなるようです。

赤ちゃんや幼児にテレビやDVDを見せてはいけないというのは、こういったことから言われているのですね。
テレビは一方的なんです。
テレビを観ていると脳は楽ちんしています。
幼いころから楽を知っている脳は、働きたがりません。

小さい時から、考えることをしてこない脳は、大きくなって勉強しても、勉強モードになりにくいんですって!

テレビやDVDは一方的だという話はよく聞きますが、そのことがどうしてダメなのかと言うことは今まで知りませんでした。
脳がナマケモノで、考えることをしないでいると、考えることをサボる脳になってしまうということなんですね。

たくさんの本を読むのではなく、一冊の本を掘り下げて読む

一日一冊の本を読むという人、いますよね?
テレビに出演されている大学教授やアナリストの方々からよく聞かれる話です。

一日に一冊本を読む…

私は好きな作家の待ちわびた新刊でも、一日で読み上げることはできません。
こういった方々と、凡人の私の脳を比較するのはおこがましいですが、読んだ本の内容は覚えているものなのでしょうか??

違う本を毎日読み続けることは無理ですが、一冊の本を何度も何度も読んで「精読」することなら私にもできるかもしれません。

精読は、本に対する理解度を深めるだけではなく、一つの物事に対してじっくりと取り組む力を養うことができると言えます。
また、こういった作業は達成感を産み、自信につながります。

なんとなく読み進める一文をそのまま読み流すのではなく、その一文に使われている文法を考えることにより、物語への深い知識と理解を得ることができるでしょう。

この「精読」をすることは、本を読むスピードを上げることにもつながってきます。
また、本を読む前に、その本に対するいくつかのポイントを、おさえておくことによって、より理解度を深めることができるでしょう。

物語の流れだけではなく、作者がどうしてこの物語を、書き上げるに至ったのかまでを理解できるまで精読しましょう。

幼児期における絵本の大切さについて

マラソンランナーが、毎日走るように、読書家の方は、毎日本を読みます。

赤ちゃんや幼児期の頃には絵本を使って、たくさんのファンタジーを、体験させてあげましょう。
「悪者は死に、みんな平和に暮らしましたとさ」と言うストーリーを、絵本の中でしっかりと何度も体験させてあげましょう。
こういった絵本で、子供は現実に立ち向かう力を身に着けるのです。
幼児期における、絵本の大切さの一つです。
悪者は退治されて、主人公は平和に暮らすという安心感を、何度も何度も読み聞かせることによって、子供は安心感を得るのです。
この体験の積み重ねは、小学生になっても、中学生になっても、高校生になっても、大人になっても必要な事なのです。

単純に、知識を得るためだけに本は存在しているのではありません。

人生の中で、困難に出会ってしまった時に、乗り越える力が湧いて出てくるのか、そこで立ち止まってしまうのかの違いに、幼児期における絵本とのかかわり方があると言われています。

幼児期に絵本の中で、悪者を何度も何度も成敗した子は、現実で困難にぶつかっても、立ち向かう力があると言います。

一方、幼児期に絵本を通してファンタジーを経験していない子は、現実で困難に立ち向かった時に、乗り越えようとする力を出すことができないと言われています。

本とのかかわり方を今一度考えなおして読書してみてください。