世の中の奥様達に質問です!「夫」と「旦那」の呼び方の違いについて考えたことはありますか?
呼び方は色々な場面で使い分けて使用するようになりますが、それぞれの呼び方に合った場面があるんです。
今回は、呼び方の違いや使い分けについての情報をお伝えします!
夫と旦那の使い方の違いを理解して状況に応じて使い分けを
■「夫」
「夫」という呼び方は、男人(おひと)」の音が変化して出来た言葉と言われて言います。
「夫」に対する言葉が「妻」になりますが、昔は「つま」を「夫・妻」の両方の呼び方をしていたようです。
■「主人」
「主人」という言葉には、「家の主・あるじ」という意味があります。自分が仕える人のことを指してこのような呼び方をします。
夫婦の間でこの呼び方を使う時は、妻が夫を立てるような場合になります。
■「旦那」
「旦那」という言葉は、商家の奉公人が主人を敬って言う言葉になります。
「旦那様」のように夫を敬うような使い方をするのなら良いですが、夫婦間で使う時に様はつけませんので、「旦那」と呼ぶようになります。
また、パトロンのような意味合いもありますので、自分の夫を「旦那」と呼ぶのはあまりふさわしい呼び方ではないでしょう。
■「亭主」
元々亭主の「亭」は東屋のような建物のことを表しています。そしてその家のあるじを「亭主」と呼びます。
特に宿屋、茶店の主をこう呼び、茶の湯の世界でもてなす側のことも亭主と呼びます。
妻が夫を呼ぶときはとても軽い印象を与えてしまうでしょう。
夫と旦那の使い方!場面での呼び方を変えてみては
自分の夫を呼ぶとき、電話のように相手の立場が分からない時に使う呼び方は「主人」という呼び方をするのが良いでしょう。
自分の友人に対しては「主人」では固すぎることもあるため「夫」という呼び方にすると良いです。
ご主人の会社に電話をして呼び出してもらう時にも「夫」と呼ぶようにしましょう。
友達同士で会話をしていると自分の夫のことを「旦那」と呼ぶ人が多いですよね。
「旦那さん」と呼ぶ人も中にはいるでしょうか。
このような呼び方は、相手にしてみたら「のろけ」に取られることもあります。
また「旦那」という呼び方は夫のことを雑に扱っているイメージにも取られやすいです。
他人の配偶者を呼ぶときに「旦那さまはご在宅ですか?」などと呼ぶのが一般的ですが、これにおうむ返しをするような形で「うちの旦那は・・・」と返事をしてしまわないように気を付けましょう。
夫よりも旦那の方がメジャーな呼び方?違いはあるの?
友達同士の会話の中yあ会社の同僚との会話、ママ友同士の会話の中で自分の夫を呼ぶときに使われる呼び方で一番多いものが「旦那」という呼び方ではないでしょうか。
頻繁に使いますし、会話の中でも使いやすいですよね。
この呼び方の持つイメージは「親しそうな雰囲気」「気が許せる仲」「ちょっと上から目線」というものになります。
元々は奉公人が店の主人を呼ぶ呼び方として使われていましたが、現在では妻が夫を呼ぶときの呼び名として定着しています。
友達や同僚など、上下関係が無くて本音を言い合える関係の時に使い、相手の愚痴を言う時にも使うことが多い呼び方です。
ですが中には、昔からの友人に「旦那」というのは恥ずかしいという人もいるようです。
「旦那」「夫」「主人」の使い分けのすすめ
「夫」という呼び方にはどのようなイメージを持っている人が多いのでしょうか。
・一番対等
・一番普通
・公の場でも恥ずかしくない
・どんな場面でも使える
という印象を持っている人が多いようです。
また、「旦那」という呼び方は砕けた印象、「主人」という呼び方はかしこまっていると考える人が多く「夫」はこの二つの中間に位置していると考える人が多いようです。
「夫」という呼び方は、戸籍上でも用いられている配偶者の呼び方で、上下関係が一番ない・身分の差がない呼び方になります。
「旦那という呼び方は奥さんが偉そうに感じる」「主人という呼び方はなんだかメイド扱いされている気がする」というように感じ、夫婦の立場は対等で平等なものだと感じている人は「夫」という呼び方をすることが多いようです。
ですが、かしこまった場面では「主人」という呼び方で自分の夫の事を呼ぶという考えの奥さまも割と多く見られました。
世間の呼び方調査!夫?旦那?どんな呼び方が使われている?
世の奥様方は自分のご主人のことをどのように呼んでいるのでしょうか?
第1位・・・旦那
圧倒的に多いのがこの呼び方。友達同士やママ友達の間ではこのように呼ぶことがメジャーなようです。特に「旦那」と呼ぶときは、相手の愚痴を言う時によく使われるようですね。
第2位・・・主人
会社の関係や年配、目上の人に対してはこのような呼び方をすることが多いようです。
主人をうまく使える人は品があるように相手からは見られます。あなたは上手く使えていますか。
第3位・・・夫
一般的にどんな場面でも使えるのがこの呼び方になります。
この他にも「名前で呼ぶ」という人や「ダーリン」なんていう呼び方もありました。
会話の流れによっては、呼び方でご主人に悪い印象を与えてしまうこともありますので、気を付けて会話をするようにしましょう。上記の使い方をうまく変えられるとあなたの見られ方も変わってくることでしょう。あなたも夫・旦那・主人を場面によりかえてみてはいかがですか。