東京は家賃も物価も高いという印象がありますが、正社員ではなくアルバイトとして働いて生活している人もたくさんいます。
東京であればアルバイトの時給も地方で働くよりも高いはず・・・実際いくらもらえれば生活していくことができるのでしょうか?
アルバイトしながら東京で生活していくコツを調べてみました。
アルバイトだけして東京で生活することは難しい?
東京で一人暮らしをする場合、アルバイトだけでも生活することは可能でしょう・
しかし月に16万円アルバイトで稼いだとしても、家賃や光熱費などで貯金はできないと考えておいた方がよいでしょう。
貯金できなくても生きていくことはできますが、結婚など将来のことを考えると必ずお金は必要になります。いざ正社員になろうとしても、アルバイト生活が長くなると就職も難しくなるかもしれません。
上京を考えているのであれば、正社員の仕事を見つけてからの方がいいでしょう。もしくはある程度貯金でお金を貯めて上京し、アルバイトをしながら正社員としての仕事を探しましょう。
東京で就活するのであれば、夜間のバイトなどにして、日中は就活に時間を割くようにした方がよいでしょう。
東京に行けばなんとかなる・・・そう考えているかもしれませんが、東京での生活には自分が思っている以上にお金がかかることを忘れないようにしましょう。
アルバイトで毎月10万円稼げば東京で生活していける?
東京で月10万円のアルバイトをした場合、どのように生活していけばよいのでしょうか?
まず、1か月生活するのにどのくらいのお金がかかるのかをきちんと計算しましょう。
固定費(家賃や光熱費、通信費)は毎月の変動は少ないのでだいたいわかるでしょう。問題は食費や光熱費です。自分で支出を管理して節約しないと、月に10万円では生活していけません。
東京で一人暮らしをする場合、一番問題となるのは家賃です。バスとトイレは別で、駅から10分以内で・・・と条件が増えていけば家賃はどんどん高くなります。最低でも7~8万円くらいになるでしょう。
月に10万円で生活していくのであれば、家賃は5万円以内にしましょう。固定費と合わせて7万円以内に抑えるようにしましょう。
食費に充てられる金額は3万円しかありません。1日1000円で30日間、1か月で3万円となります。これが限界です。
上記のように、10万円で東京で生活するにはかなありの節約が必要となるでしょう。
東京でアルバイト生活をするのであれば、節約必至です!
東京で一人降らしをする場合の支出について細かく計算するようにしましょう。
固定費の中に含まれるものは、家賃や電気代、水道代、ガス代になります。
携帯電話料金、インターネット代金、1か月にかかる食費(家の中での食事と外食)、交通費、交際費、雑費などに使う代金を計算しましょう。
そして忘れてはいけないのが、国民年金と国民健康保険です。アルバイトの場合は自分で加入しなくてはなりません。義務となっているので、節約することはムリです。
アルバイトだけで生活していくには、節約必須となります。携帯電話やインターネットの代金は契約内容を見直して安いプランに変更できるか調べてみましょう。
食費については、努力すればかなり節約することは可能です。電気代等も節電することで少しは代金も安くできますが、一番節約できるのは食費でしょう。
交際費についても節約することはできます。友達付き合いが悪いと言われるかもしれませんが・・・
アルバイトで生活してても貯金は必要
東京で働いた方が給料が高いということで、地方から上京する人はたくさんいます。もちろんアルバイトだけで生計を立てている人もいるでしょう。
しかし、アルバイトだけで生活していくことは大変です。そのため、アルバイトを掛け持ちして働いている人もたくさんいます。
正社員と違って、アルバイトは働いた分しか給料はもらえません。もちろんボーナスもありません。万が一風邪をひいたなどで休んでしまうと、その分の給料はもらえません。
毎月働く日数が違うと、その分もらえる給料にも差が出ることもあるでしょう。突然病気で休んでしまう場合のことも考えて、貯金はしておいたほうがよいといえます。
アルバイトで生活していくのであれば、家賃にお金はかけられません。正社員のように収入が安定していないからです。
アルバイトで得る収入に合わせた物件を探すようにしましょう。その方が生活する上でも余裕ができ、貯金ができる可能性もあります。
東京でのアルバイト生活・・・家賃の目安は?
アルバイトで生活していくのであれば、家賃は収入の3分の一以下に抑えましょう。もし15万円であれば5万円以下となります。
東京都内でも場所によって家賃はかなり違います。川を挟んで隣は埼玉県になるといった場合、埼玉県側の方が家賃は安くなります。
立地条件も考えましょう。駅からと遠くなった方が確実に安くなります。
贅沢は言ってられません、部屋の広さなども考えて物件を選びましょう。
駅から遠い場所に住むと、飲み会の時にタクシーを使うことが多くなります。そのためにも、終電までには帰るようにしましょう。
食費は自炊することで、かなり節約することができます。
一人暮らしなので、手の込んだ料理を作る必要はありません。100均に行けば便利なグッズも販売されているので、それを活用するのも良いでしょう。
例えば、パスタやお米などを電子レンジで簡単料理できるものやシリコンスチーマーなどが便利です。