旅館に泊まる!夕食の時間に遅れそうな時は当日変更できる?

日頃の疲れを癒したり、カップルで旅館にとまったりと楽しみな旅行ですが、夕食の時間が遅くなりそう!そんな時はどうしたらいいの?

また仕事が終わってから行く予定なのでチェックインの時間が遅くなりそう・・・。

そんな疑問を、旅館のスタッフに聞いてみました。

また旅館に宿泊する時のマナーもあわせて紹介します。

旅館の夕食の時間は何時頃に設定しておけばいい?

温泉旅館で夕食や朝食の予約をすることもあるでしょう。

食事の時間を旅館の都合に合わせるのが不便と感じる人も中にはいます。

高級旅館であれば、ある程度客の要望に答えて融通をきかせて対応してくれる可能性もありますが、そうでない場合は、なかなか融通が利かないのが現状です。

時間の自由度を望む人は、

●高級旅館で自由度が高い宿を選択する
●旅館ではなくホテルにする

の2択になります。

食事時間がどうしても気になるのであれば、旅館を使用しないのが一番です。旅館を利用したいのであれば、旅館の仕組みを受け入れて選択するしかありません。

夕食時間は17時30分からが一般的ですが、申し出れば17時からでも受け付けてくれることがあります。スタッフに確認してみましょう。
最終は19時とか19時30分頃になりますので、食事時間を1時間~1時間半見ておくと安心です。

万が一交通渋滞や事故などのトラブルで到着が遅れそうな場合は、すぐに旅館に連絡する必要があります。
既に温かいものの提供は難しいかもしれませんが、お刺身などが冷蔵庫にしまわれるくらいでそれ以外は机の上に並べた状態いなるかもしれませんね。

旅館の夕食の時間はある程度決まっていますか?

旅館のチェックイン時間は大体決められています。そこから逆算して食事時間も決められているのがほとんどです。

部屋食かレストラン食かの選択ができる場合がありますが、部屋食の場合は17時頃までにはチェックインを済ませてくださいと言われることが多いようです。
部屋食の時間も、17時半~、18時~、18時半~などを選択できることもありますが、20時過ぎにに到着予定の場合は生もの意外の料理が提供できない場合もあります。
さらに21時過ぎに到着予定の場合は、夕食の提供自体を受け付けていない場合も多くあります。

宿泊される宿のサービスにもよりますが、夕食を宿で済ませたいのであれば、21時過ぎのチェックインはあまりにも遅すぎます。
もしかしたら対応してくれるかもしれませんが、一度宿泊される宿へ連絡すると安心かもしれませんね。

仕事帰りに旅館へ行く場合、仕事の進み具合によってチェックインが遅れる可能性があります。どうしても心配なようであれば、夕食は外で済ませた方がいいかもしれませんね。

カップルで楽しむ旅館!夕食・朝食の時間もチェック!

部屋にはインフォメーションが書かれた冊子が必ずおいてあります。
そこには旅館の施設案内やサービスの種類、営業時間や使用上の注意など、旅館に関することが詳しく記載されています。夕食や朝食を取る場所や時間もあります。

食事の時間は、フロントや仲居さんが予め説明してくれる場合がほとんどですが、前もって決まっていることもあれば、希望を聞かれることもあります。
ホテルなどでレストラン使用やバイキングの場合は、営業時間内に好きな時を見計らっていくのが一般的ですが、食事の時間に注意して必ずチェックしましょう。

温泉旅館では、浴衣を着ていないと不自然に映ってしまうから不思議です。
館内をほとんどの方が浴衣を着ているでしょうし、この際恥ずかしい気持ちは無くして、せっかくですから浴衣をきて温泉を楽しみましょう。

宿泊以外で会議や待ち合わせなどで利用しやすいホテルなどは、共有スペースでの浴衣の着用を禁止している場合があります。浴衣の入場制限を設けているスペースもあるのでご注意を。

旅館やホテルの迷惑にならないようマナーを確認しておきましょう

何らかの理由でキャンセルをしたい場合もあるでしょう。
都合が悪いから連絡なしでも行かなければそれでいい、ではありません。
キャンセルする場合は必ず直接連絡をするべきです。ネットサイトで予約した場合も同様、キャンセルページがあればそこから必ず連絡をするのがマナーです。

宿泊予定日までの日数によってはキャンセル料が発生しますので、指定されたキャンセル料をしっかり納めるようにしましょう。

施設を利用する際に知っておきたい知識がいくつかあります。

●入湯税
温泉を生業とする施設の場合、所在地の市町村にかわって徴収するのを入湯税といいます。料金は現在一律1人150円程度と決まっているものです。宿泊料金とは別に表記しているところもあるのでご確認ください。

●施設利用料
大人と添い寝する0歳時くらいだと、布団も食事もいらないですよね。宿泊料もかからないと思いがちですが、施設料金がかかる宿もありますので、予約する際に確認することが大切です。

●サービス料
これは宿泊料金とは別に設定されていることが多く、相場は宿泊料の10%程度となっています。

上記の知識を理解した上で、何かしらのアクシデントで到着が遅れる、キャンセルしたい場合は、なるべく早く連絡するようにしましょう。

他にもあった!旅館の気を付けたいマナー

温泉に入った際に良く目にするのが、大浴場での場所取りです。
蛇口の前に、私用のシャンプーやリンスが入った道具を置きっぱなしにして場所をキープするのです。
公共の場で陣取りするのはマナー違反です。
また、湯船に入る時は、一度体をキレイに洗ってから入る、髪の毛が湯船につからないようにするなど、周りに気を配ることが大切です。

客室を利用する場合もマナーが必要です。
朝起きたままのぐちゃぐちゃの状態で放置していませんか?
布団をどうするべきか悩む人もいますが、布団は片づけないのが正解です。仲居さんが朝食の間に布団を挙げてくれるのでそのままで構いません。
ただあまりにもぐちゃぐちゃで放置するのはマナーとしてはどうでしょうか。見た目を整える程度に直しておく必要があるのではないでしょうか。

もう1つ悩んでしまうのが、仲居さんに対する「心づけ」です。
お世話になった気持ちが強いと、何か少しでも渡さなくては・・・と感じてしまいますが、必ず渡す必要はなく、旅館のサービス料に含まれているものです。
どうしても・・・という場合は、お金をそのまま渡すのではなく、便箋などに入れてそっと渡すといいでしょう。