騒音で苦情を言われた時は速やかに対応を!こんな解決法も

マンションなどの共同住宅に住んでいる方は騒音が気になりますよね。

騒音を出しているのは本当に自分?また苦情を言われた時はどうしたらいいのでしょうか?

そんな騒音で苦情を言われた時の対処法や確認することなどについてご紹介します。

騒音で苦情を言われた時は穏やかに対応しよう!

騒音で苦情を言われてしまった時にはどのように対応したらいいのでしょうか?

直接近隣の方が苦情を言いに来た場合、腹が立つかもしれませんがこらえて相手の立場に立って考えて見ましょう。

もし苦情を言いに行って、相手に「子供がいるんだから仕方ない」「建物が悪い」「騒音に感じるなら家を変えろ」などと謝罪するどころか、話にもならなかったら腹が立って感情的になってしまいますよね。

なので、もし苦情を言われた時は、「すみません」「ご迷惑をおかけしました」「どのような音がうるさいのでしょうか?」「またうるさかったら言ってください」などと謝罪も込めて伝えましょう。

このように話せば、相手も話をわかってくれたなどと悪い印象は持ちません。騒音で腹を立てていた気持ちも少しは和らぐと思います。

腹が立つ言い方をされることもあると思いますが、ぐっとこらえて穏やかに話、必要以上に問題が大きくならないようにしましょう。

子供の出す騒音で苦情を言われた時には冷静になろう!

子供の騒音で苦情を言われた時には冷静になって考えて見ましょう。

まずは、子供の行動ででる騒音は常識外れなのかどうかです。常識と言うのはどこからどこまでという線引きがないので難しいのですが、社会的にどうなのか考えて見る必要があります。

家の中で走ると下の階の人に迷惑がかかるという事をしっかり子供に教える必要があります。子供がやる行動は親のしつけが大切なのです。

子供の行動をしっかりしつけるのは大変な事ですが、なんでダメなのかをしっかりと伝え適切なしつけをしましょう。

次に考える事が、床の防音対策です。子供がいるという事は必ず何かしらの音は立つという事が想像できますよね。それなのに、床になんの対策もしていないのは配慮が欠けているのではないかと思います。

絨毯などではなくしっかり防音機能の付いたものを敷いて下の階に響かないように努力しましょう。

最後に、本当に自分の家からの騒音なのかを確認しましょう。
マンションなどでは上の階からだと思っていても隣や下の階からなんてこともあります。

本当に自分の家から出ている騒音なのかどうかしっかり確認してみましょうね!

騒音で苦情を言われたらADRという解決法があります!

騒音に対して苦情を言われた時に出来れば大きな問題にしたくないですよね。

そんな時にはADR(Alternative Dispute Resolution)という「裁判外紛争解決手続き」を活用することができます。

あっせんされた第3者を交えて話し合いをして解決するという方法です。第3者は弁護士や元裁判官になります。

利用するためにはまずADRセンターの窓口で申し立てましょう。多くの場合は和解あっせんの手続きに進んで第3者が選ばれます。また当事者が候補者の中から選ぶという事もできます。

騒音のトラブルを弁護士費用で解決しようとすると十数万円はかかるものです。
ですがADRの場合は、、申立手数料が1万500円で期日手数料が5,250円、成立手数料(300万円以下の場合は8%)となるので負担も減ります。

費用もお互いに負担することになり、割合もあっせんされた方によって決められます。

ADRを活用して解決された騒音問題は数多くあります。大きな問題になるのを避けるためにも利用をご検討くださいね!

騒音問題は直接苦情を言われた方がいい?

騒音に対して直接苦情を言いに来るのではなく、何かしらの行動で警告してくることもあります。

例えば、壁を叩かれたり、天井をつつかれたり…。その行動が自分の家に向けての事だとわかると恐怖を感じますよね。

このようなに直接言いに来るのではなく、嫌がらせをしてくる場合はどのように対応するべきなのでしょうか?

直接相手に言いに行くのはやめましょう。相手は何かの音に怒って行動していることなので言ってもやめないでしょう。

このような状況は反対に近隣の騒音被害にあっているようなものだと考えます。

気にしないのが一番です。叩かれても驚かずに自分がどうするべきか考えましょう。

相手の怒っている音が非常識な物なのか、それを控えるべきなのか、このままでいいのかをしっかり判断しましょう。その時々で判断して行動してみてくださいね!

騒音で苦情を言った後は注意が必要です!

自分が騒音で悩まされて苦情を言った時はその後の行動をしっかり観察しましょう。

もし、足音がうるさいと苦情を言ったとします。その後、余計に足音がうるさくなったり、なにか嫌がらせをしてくるときには注意が必要です。

そのような人は苦情を言われたことに逆ギレするような人です。性格に問題がある可能性がとても高いです。

苦情を言ってその後ひどくなったり、嫌がらせをするような人は、嫌がらせからエスカレートして障害事件に発展する可能性もあります。

苦情を伝えた後このような異常を感じたら、頼れる人に相談してみましょう。

あんまり度が過ぎてひどい場合には警察に相談したほうがいいでしょう。