大学に入学したら、どんなゼミに入るか決めるのに悩む方もいるでしょう。
では、大学のゼミの選び方とは、どのようなことに気を付けたら良いのでしょうか?
そこで、自分に合ったゼミの選び方のポイントなどについてご紹介致します。
大学のゼミの選び方はどうすればいい?
大学のゼミを選ぶとき、どのように選ぶのがいいのでしょうか?
まずは、シラバスを読むことをオススメします。
シラバスを読むと、だいたいの1年間の講義の流れやテーマなどを知ることができます。
これによって、自分が興味を持てそうなゼミをいくつか探しておきましょう。
そして、次に行うのが口コミの調査です。
シラバスを読んで気になったゼミに実際に入っている先輩たちから口コミを聞いてみましょう。
もしかしたら、シラバスではあまり興味がなかったゼミでも、口コミを聞いて印象が変わるものもあるかもしれません。
実際にそのゼミに入っている先輩たちから、このゼミではどんなテーマで、研修合宿があるなどといった楽しそうな活動の話を聞くことで興味が持てますよ。
せっかく入るなら、自分が興味のあるテーマで活動できることの方がいいですよね。
大学でやりたいことが見つからないときのゼミの選び方とは
大学で特にやりたいことが見つからない場合は、どんなゼミに入るか悩みますよね。
そんな時は、仲の良い友達がいるゼミにしてみてはいかがでしょうか?
ゼミでも、やはり人間関係が大事です。
もし、特にやりたいことがない場合は、知り合いがいた方がゼミに入りやすいですよね。
この場合、事前に友達からそのゼミの情報を聞いておくと良いでしょう。
また、手厚い指導をしてくれる先生のいるゼミを選ぶのも無難ですよ。
何をしたらよいかわからない時には、先生の指導が手厚いと助かりますよね。
例えぼんやりとした理由でも問題ありません。
もちろん、そのゼミに誰が入るかということも重要なので、一応調べておきましょう。
いざ入ってから、気の合わない人ばかりだと、結局は居心地が悪くなってしまいます。
ただし、自分の意志によってゼミを選ぶということをお忘れなく!
後悔をしないためにも、ゼミは自分の意志で選ぶようにしましょうね。
大学のゼミの選び方は説明会に参加する!
ゼミを選ぶ際には、事前にゼミの説明会というものに積極的に参加することをオススメします。
これは、全体の説明はもちろん、個別にも説明を聞くことができるというものです。
ぜひ、気になった話や質問を聞いておくようにしましょう。
例えば、ゼミの発表の頻度についてや、合宿があるのか、費用はどのくらいかかるのかなど気になることを聞いておくと良いでしょう。
飲み会が苦手な人にとって、入ってみたら頻繁に飲み会があるようなゼミでは困りますよね。
気になることについてあらかじめ聞いておくことは、ゼミを選択するうえで重要になります。
ですから、どんなゼミに入ろうか悩んだときには、積極的にゼミの説明会に参加して話を聞いてみましょう。
説明を聞いて考えが変わることもありますからね。
目を光らせておきましょう。
自分に合ったゼミの選び方のポイントとは
では、ゼミを選ぶときに注意しておくこととはどんなことでしょうか?
まず、ゼミでの卒論研究や先生の研究分野には注意しておかなくてはなりません。
また、将来自分がどのような仕事についたいのか、その仕事に有利な先生であるかなどということです。
例えば、栄養学部の場合、ゼミの先生が元医師であれば、病院の管理栄養士を目指している人などが多くゼミに入っていたりするようです。
そして、その先生が資格に対して対策をしてくれるかどうかも選ぶポイントのひとつになるでしょう。
国家試験対策を授業で取り入れてくれている先生を選ぶと、試験対策に有利になりますよ。
もちろん、そのゼミを一緒に選ぶメンバーにも注意は必要です。
苦手な相手と一緒のゼミだと、楽しくなくなってしまう可能性があります。
気を付けましょう。
大学のゼミは就職にも有利になる?
ゼミでの専門的な勉強は就活にも役立つのでしょうか?
そこで、企業が面接の際に就活生に求めていることや重視しているポイントについて聞いてみました。
すると、最も企業が就活生に対して重視していることとは、その人の人柄や企業への熱意でした。
他にも、今後の可能性だったり、適性検査の結果だったり。
所属のゼミや研究室はそれほど重要視されていないということでした。
これに対して、逆に学生が面接の際に企業へアピールしていることとはどんなことでしょう?
それは、アルバイト経験をアピールしているという学生がほとんどでした。
もちろん、人柄や企業への熱意をアピールもしている学生もいるでしょう。
このように、企業が重視していることと、学生が企業に対してアピールしていることには開きがあるようですね。
ですから、ゼミでの専門的な勉強が全て就活にも役立つとはあまり言えないことがわかりました。
就活に向けては、企業が重視しているポイントについてアピールするように気を付けましょう。