高校受験をする際には、願書に志望動機を書かなくてはいけません。
でも、書き方がいまいちわからないという人も多いのではないでしょうか。
自分が高校に入って何をしたいか?ということをアピールしながらポイントを押さえた願書を書かなくてはいけません。
受験生必見!
ここでは高校受験の志望動機の書き方や願書の書き方を例文も交えながら具体的にご紹介いたします。
高校入試の志望動機の書き方って?ポイントを押さえて書こう!
高校の志望動機を書くときに大切なことは、自分の言葉で書くということです。
学校の雰囲気や教育方針などを資料やホームページで調べて、その高校に入ったら勉強や部活など何がやりたいのかを具体的に書くと良い印象を残せます。
簡単な例文だとこんな感じです。
「私の将来の夢は英語を使って社会で活躍することです。御校では、海外の姉妹校との交換留学が盛んで、ネイティブティーチャーとコミュニケーションが取れる事に魅力を感じ、志望しました。」
高校の志望動機なら、将来の目標とそのために何を学びたいのか、何をしたいのかということを書くのがおすすめです。
その学校を志望する生徒の志望理由は様々です。
本当は家が近いからとか、通学に無理が無くて学力に合っているなどの理由でも、高校入学後の学校生活を想像させる志望動機を記入しましょう。
その学校の特色は学校の資料などを読めばわかると思います。部活に力を入れている高校やグローバルな人材育成を目標としている高校など様々ですので、その学校の特色を交えて志望動機を考えます。
その高校の特色は、資料などに書かれている言葉をそのまま使うのではなく、変換して書くと自分で理解して志望動機を書いているという印象になります。
高校の志望動機は、書き方だけでなく字を丁寧に書くことが大事
高校の志望動機の文章力はどれ位必要?
大学の志望動機の場合は、何千文字も記入するケースも多いですが、高校の志望動機はあまり長く書く必要がないことがほとんどです。長い志望動機を記入する必要が無いということは、志望動機は大体パターンが決まってしまうということです。
大体のパターンが決まってしまうので、文章力で悩む必要はないと思います。逆に、オリジナリティを出すのが難しい位だと思います。念のため、下書きで担任や国語の先生などに志望動機がこれで良いか確認してもらうと安心だと思います。
志望動機を書くときは丁寧な文字で書く!
志望動機ではあまり差をつけることが出来ませんが、文字ははっきりと差がでます。字にはその人の性格などが現れやすいです。最大限丁寧に綺麗に読みやすい字を書くようにしましょう。字に自信がないからと言って代筆を頼むのはNGです。
文字というのは、その文字を書いた人の性格や人柄までも想像させる効果があります。読みやすく美しい文字を書く人は、常識的で綺麗な人物、殴り書きのような汚い文字を書く人は性格もいい加減そうといった先入観を抱きやすいのです。
それくらい、文字から伝わる印象は大きいので、綺麗に書くことは大切です。
高校の志望動機の書き方を、例文と一緒にご紹介
高校の志望動機は自分で記入します。その高校に入学したい理由や将来の夢、その高校でやりたい事などを志望動機に詰め込んで表現することが大切です。
その高校に入りたい理由としては、
・将来の夢や目標へのステップとして
・大学進学の実績があるため
・校風や先輩への憧れで
・入部したい部活や科があるため
などがあげられます。
家が近い、制服が可愛いなどの理由が本当の理由でも、それは志望動機にはなりませんので書きませんし、書いてはいけません。
<志望動機の例文>
私が御校を志望する理由は、○○○の○○○について学ぶことが出来るからです。私は将来、○○○に関わる仕事をするのが目標です。また、○○○について勉強出来る御校は△△大学への進学率も高いと聞きました。自分の夢を実現するためにも御校でしっかりと学び学生生活を送りたいと考えています。よろしくお願いいたします。
○○○には自分の将来やりたい事を入れてください。将来希望する仕事以外にも、部活に打ち込んでいて強豪などの場合は部活を理由にしても良いでしょう。
難関校への高校受験!その場合の自己アピールの書き方とは?
難関校への自己アピールは長文を求められる事もあります。そこで、例文をご紹介します。
高校受験の自己アピールの例文
「私は中学校では文芸部に所属し、児童文学や小説を中心に読書をするのが好きです。部活で、短編小説を執筆したところ、部員や顧問の先生からも高評価を得ました。
以前から有名大学への進学実績の高い御校を漠然と目標にしていましたが、卒業生の中に私の好きな作家である○○さんなど有名作家や学者を何人も輩出されていることを知り、明確に志望するようになりました。
将来的にも文学に関わる仕事をしたいので、文学方面の力を伸ばしていくためにも、御校への入学を志望致します。入学が叶いましたら、伝統ある文芸部に入部して切磋琢磨していきたいと思っております。」
志望動機はもっと強くした方が良いかもしれませんが、勉強もそれ以外の事も一生懸命やりたいという希望に満ちた志望動機だと、高校側の受けも良いと思います。
高校受験の面接では志望動機を聞かれる!そんな時はこんな回答も
面接で答える志望動機は、願書に記入した内容に沿って答えますが、面接では願書に書ききれなかった志望動機を話しましょう。なるべくならふざけていない程度の面接官へのインパクトも重要かと思います。
・教育方針や行事に興味がある
行事といっても文化祭などではなく、留学制度やボランティア活動の事です。その学校によってははっきりとした特徴がある場合もあります。
教育方針や行事に興味があると答えるときは、「どんなところが?」など突っ込まれた時に答えられるようにしっかりと資料などを読んでおきましょう。資料を軽く見ただけでは理解しきれていない場合もあり、取ってつけた理由だとバレてしまう可能性があります。
・説明会や文化祭に参加して雰囲気が良いと思った
実際に行ってみて体験してみると、学校の雰囲気が良く分かりますし、実際に体験したことなので言葉にしやすいです。文化祭に参加してみると、思っていたよりもフランクな印象だったり、部活動などの力の入れ方や珍しい同好会など、志望動機に繋がる発見があると思います。