学校では体育が大好きな子供と、嫌いな子供に分かれます。でも体育が嫌いなだけで運動が嫌いではないと大人になってからわかる場合もあります。
ではなぜ運動が好きなのに体育が嫌いなのか?それにはワケがあるようです。
知れば納得!体育が嫌いな理由、体育が嫌いではなくなる方法、本当に必要な体育とはなど子供と体育についてご紹介いたします。
学校の体育が運動嫌いを作る?その理由とは
学校の体育の授業は好きですか?嫌いですか?
学校の体育の授業で、運動が嫌いになるというケースがあるそうです。
そこにはどんなことが起こっているのでしょうか?その原因をみていきましょう。
■全員一緒に!という考え
集団行動の重要さに視点がいって、単独での行動のメリットが失われていることがあります。必ずしも運動音痴な子が運動が嫌いなわけではありません。みんなで行う学校の体育が嫌いなだけという子もたくさんいます。
■子どもの運動神経に配慮がされていない
子どもの運動神経を配慮せず、序列化を助長している。運動が苦手な子どもはコンプレックスをもってしまいます。
体育の授業で重視されているのは、全員で一緒に運動することが楽しいという点に置かれていることが多いと思います。
実際では、試合やゲームを行った時に運動神経の良い子どもや上手な子どもが試合の主導権を握っています。
なので、運動が出来ない子どもは体育を楽しむことが出来ないのです。むしろコンプレックスで体育はもちろん運動も嫌いになる子も多いのだと思います。
国語や算数の授業が苦手な場合は、出来ない自分だけでいいのですが、体育は集団行動をすることが多く、出来ない子どもが他の人に迷惑をかけることになってしまいます。
周りに対して申し訳ない気持ちと、楽しさを知ることが出来ない状態では、体育の授業が嫌いになってもしょうがないのかもしれませんね。
実際に学校の体育が嫌いなだけで運動が好きな人もいます
私は体育の授業が嫌いでした。
今はジムに通っていますが、体を動かすことは好きです。
ジムでは自分のペースで筋トレをしていますが、体を動かしたりランニングすることがこんなに楽しいものだとは知りませんでした。
体育の授業は大嫌いだったけれど、ジムで運動するのは楽しいんです!
体育では運動することに、強制されるのがイヤだったんだと思います。
また他の人に比べられることが無い、評価をされることが無い、周りの人に迷惑をかけることが無いという点もいい点だと感じます。
またこんな意見もあります。
体育で運動が嫌いになりましたが、体を動かして「自分と競争する」ということが楽しいと感じています。
子どもの頃は太っていたので、体育は本当に出来ませんでした。
今は自分のペースで、楽しく運動出来ます!
体育はどの競技にしても他の子と比べられますが、自分で行う単体の競技は今の自分と比べてどう成長したかというのが楽しい子もたくさんいます。
学校で体育嫌いにならない為には?本当に必要な体育は?
先生にお話しを聞いてみました。
体育の授業は本当に必要なのでしょうか?必修でなくてもいいと思っています。
体を育てることとはどんなことなのでしょうか?
まず体を動かすことは、関係ないように見えて精神を広げることだと思います。
運動をして汗を流すと、とても気持ちがいいと感じます。
体を動かすことで、周りの人とのつながりも出来ます。
私の小学校では、休み時間になったら校舎を出ることになっていますが、これをやること!という決まりはありません。
外に出ることを推奨してその機会は作っていますが、強要はしません。
先生方も子ども達と一緒に体を動かして遊びます。
外に出るのが不安な子どもも、先生と一緒だと安心して遊ぶことがあります。
体を動かすということは、体力がついたり運動能力が上がったりします。
休み時間に体を動かすことで、その後の授業の集中力も高まります。
学校の体育はどうしたら楽しむことができるのか
体育の授業を楽しむには・・・?
・自分の得意なものをみつけよう!
体育の授業には色んな分野があります。短距離走屋飛び箱、水泳や球技等多彩です。
オリンピック選手だった方の中には、体育の授業が苦手だったという人もいます。
でも水泳が好き!体操が好き!というように得意の分野は好きになれますね。
走るのは好きだけれどマラソンは苦手、走り幅跳びや高跳びは好きだけれど跳び箱は苦手という場合だってありますね。
親や先生はその子の得意なことを認めて、褒めてあげるのが大事なことです。
・体を動かすことが嫌い!苦手!と決めないこと!
体育が嫌いだった人は、運動が苦手・・・と決めつけていませんか?
ですが大人になってから運動が好きになる場合もあります。ですので子どもが体育を嫌っても、大人になると楽しむことが出来るという事を教えてあげましょう。
学校の体育から解放される日が必ず来ます!
私も体育の時間が苦痛でした。
今は社会人になって数年が経ち、イヤな体育の授業から解放されてほっとしています。
体育から解放されて、自由だ!みんなに迷惑を掛けなくて済む!馬鹿にされないですむ!と本当に安心しました。
なので今は学校の体育が嫌いで辛いと感じている人は、いつか解放される時がくると思ってやり過ごしてください。
今でも体育の時間はトラウマになっていて、時々思い出すことがあります。
バカにされたような目で見られたこともありますが、それらはみんな意味があることだと思っています。
運動音痴にしかわからないことってあるんです!そして運動音痴の仲間も出来ます。
どんな事にも意味はあるんだと思いますよ!