ピアノで小指や薬指がうまく動かない・・そんな時にはコレ!

ピアノの練習をする時に、小指や薬指が思うように動かない・・・ということはありますね。

特に左手の小指や薬指は全然動きません。

ピアノの練習や演奏を始める前は、指のストレッチがオススメです。そして簡単なトレーニングからはじめていきましょう。

練習のし過ぎで、指や腕を痛めないように注意してくださいね。姿勢も大事だといいます。

ピアノを弾く時に小指や薬指が動かない!指ストレッチがおすすめ

ピアノを弾く時、小指や薬指が思うように動かないの(特に左手)が悩みという人も多いようですが、弾く前に指のストレッチをすると効果があるようです

特に冬は手が冷たくなって、動かしずらいもの。ストレッチによって血液循環を良くしましょう。その後トレーニング開始です!

まず右手から始めます。親指をド、人差し指をレ、中指をミ、薬指をファ、小指をソというふうにドからソまでを押さえましょう。そして親指(ド)、人差し指(レ)、小指(ソ)を鍵盤に置いたまま、中指と薬指だけを動かします。ミとファだけ弾くようにするのです。これを20回繰り返しましょう。この時他の指は鍵盤から離さないようにしましょう。
次は、親指、人差し指、中指を鍵盤に置いたまま、ファとソだけを弾きます。同じように20回繰り返します。他の指は絶対に鍵盤から浮かせないようにしましょう。

最後は親指、人差し指、薬指で押さえて中指と小指でミとソだけ弾きましょう。薬指が辛くなってきますが、頑張りましょう。

毎日行っていけば、少しずつですが効果が確実に出てきます。諦めずに続けてみて下さい。

ピアノを弾く時に小指や薬指が動かなくてイライラ

ピアノを弾いてると薬指が動いてくれなくてイライラすることってありませんか?私は電子オルガンからピアノへ移行したので、本当に苦労しました。

これはほとんどの人が通過する悩みなのです。特に細かい動きが必要となる難易度の高い曲を弾こうとすると、この壁にぶつかります。

薬指が思うように動かない原因は、腱が独立していないからです。薬指の腱だけは、中指と小指に引っ張られている状態となっているため独立していません。そのため、他の指よりも力も弱いのです。

しかし、薬指の強化のために無理な練習をすると、痛みがでる可能性もあります。薬指には限界があるので、痛みが出てしまうようなきつい練習はしないようにしましょう

薬指を強くするための練習は、まず机の上に5本指をおきます。そしてピアノを弾く時と同じように、薬指だけあげるようにしましょう。小指の練習にも使えます。

最初は上げづらいでしょうが、無理をしないで行いましょう。無理に続けてしまったり、間違った方法で行ってしまうと、指にダメージが残ってしまうかもしれません。そうならないように気を付けて行いましょう。

ピアノを弾く前に小指や薬指のトレーニング!

小指や薬指のトレーニングのためには「ハノン」が一番です。「ハノン」は指の強化のための教本ですが、特に薬指と小指を鍛えることができます。練習を続けることで、指も強化されて動かしやすくなります。

しかし、「ハノン」は反復練習です。途中で飽きてしまうという人もたくさんいます。特に子どものうちは、この「ハノン」の練習ばかりでピアノが嫌いになってしまう可能性もあるのです(実際にピアノを辞める子どももいます)。

小指や薬指のトレーニングのためには「ハノン」はとても良いのですが、ピアノを楽しむためにも好きな曲を選んで弾くというのも一つの練習法です。子どもだけではなく、大人であっても楽しみながら練習することが大切なのです。

まずは、指を慣らすための練習曲を選びましょう。そしてその曲をゆっくりと弾きます。実際のテンポよりも3分の1くらい遅いテンポで弾くようにしましょう。

この時、小指は少し強めで弾くようにしましょう。トレーニングしたい小指(薬指も)は特に丁寧に弾くようにします。指があたたまってきたら、指先の神経も活性化されるでしょう

ピアノの練習で指を痛めないように・・・姿勢にも注意です

ピアノの練習は大切ですが、やりすぎてしまって指を痛めないようにしましょう。

指のトレーニングのためにおもりを使った方法などもありますが、使い方を間違えないようにしましょう。間違った使い方ややりすぎが原因で、指を痛めてしまう人が実際にいるからです。

ピアノを弾く時の姿勢も大切です。ピアノの椅子の高さにも注意しましょう。手首が下がらないように鍵盤に指を置いて、肩に力が入らないように肘を直角又はそれよりも広めにするようにしましょう。弾いている時に猫背のなっていないかもチェックしましょう。

基本的なことですが、爪は短く切りましょう。長く伸びていると、手を丸くアーチ型に置くこともできません。

長時間ピアノを練習した後で腰が痛い、肩が凝ると言った症状がある場合は、無理な力が入っていたと考えられます。正しい姿勢で行うようにしましょう。

ピアノを弾いていて小指が痛いとき・・・

ピアノの練習をしていて、指や腕を痛めるということがあります。その原因はいろいろありますが、まず考えられるのは「小指に力が入りすぎている」ことです。

小指は動かしずらい指です。そのため力が入りすぎて、小指が立ってしまうことはありませんか?

小指に力が入りすぎてしまうと、そのまま腕にまで力が入ってしまうこともあります。そうなると、指も腕も痛めてしまうのです。

ピアノを弾く時には、体の力を抜くようにしましょう。そして手の形は小指が上がらない自然な形になるようにしましょう。

次に考えられるのは、技術的な問題です。テクニックはまだまだだけと、かっこよく弾きたい・・・その思いから、無理をして強引に弾いてしまうことによって腕を痛めてしまうのです。

かっこよさは大切ではありません。腕を痛めないように練習することの方が大事です。

小指だけではなく、腕に力が入りすぎている場合もあります。そうすると、肩こりがひどくなってしまいます。

腕の力は抜きましょう。腕の重みだけの力で、指先は鍵盤に吸い付くような感じにしましょう。