コンビニなどでレジのバイトをする時には、必ず袋詰めをする作業がありますよね。
慣れた人だと素早く手際よく、袋に商品を入れてくれますよね。
しかし新人の人だと、たくさんの商品をどのように袋に入れて良いか戸惑っていてお客さんがイライラしてしまうこともあるようです。トラブルを回避するには事前の準備と客への対応力が重要となります。
ここでは、そんな簡単そうで実は難しいレジでの袋詰めのコツなどをご紹介します。
レジでのバイトの袋詰めって実は難しい!コツってあるの?
レジのバイトでの袋詰めは買った商品をただ袋に詰めればいいだけでしょ、と思いきや、実はなかなか難しい作業の一つです。
研修でも習いますが、買う商品によって詰め方もいろいろ。なかなかマニュアル通りにはいかないものなのです。この袋詰めに手間取ったり入れ方の順番を間違うとお客さんから苦情がくることもあるので、なるべくスムーズに終わらせたいですよね。
袋詰め初心者の方に、袋に入れる前の作業で忘れてはいけないことがあります。
○始めに指を濡らすことを習慣にしよう
袋詰めの基本なのですが、意外に省いている人も多いかもしれません。指が乾いた状態でレジ袋を扱おうとすると、滑ってしまいなかなか袋が開けられません。
指を濡らすためのスポンジやクロスで指を濡らすのが面倒と感じる方がいるかもしれませんが、逆に濡らした方が1発で袋を開けられます。
なかなか開かない袋を見ているお客さんは、ちょっとイライラ感じてしまうかもしれません。
レジに立つ場合には、必ず濡れたスポンジやクロスを置くことを習慣にしましょう。
○袋は十分に広げてから袋詰めをする
商品を袋に入れる際には、しっかりと袋を広げてから商品を詰めるように習慣にしましょう。焦って、少しのすき間から商品を詰めると、全部入れた後にバランスが悪くなることもあります。
特に、お弁当類などは持った時に傾かないように、袋の中心に重心が来るように入れましょう。レジが込みそうな時間帯には、前もって広げた袋を数枚準備しておくとスムーズに袋詰めができます。
何事も段取りが8割です。暇な時間帯にスムーズにレジで袋詰めが行えるように準備をしておきましょう。
レジのバイトで袋詰めを素早くする手順はこのように!
【袋のサイズ選び】
商品をレジ袋に入れる際には、まず袋のサイズを選びますよね。ギリギリのサイズを選んだ場合、最後の1品が入らない、なんてことにならないように、少し大き目のサイズを使うと失敗が少ないでしょう。
そして、先ほども言いましたが、指先は濡らし、袋の口をしっかりと広げます。
【商品を入れる順序】
複数の商品を袋詰めする場合には、固いもの、大きいもの、重いものは袋の下、一番初めに入れます。商品で言うと、ペットボトルや紙パックの飲料、カップ麺も固いので下に入れます。
入れる時にも大きいものから入れていき、すき間には小さなものを入れるようにします。形が崩れやすいや柔らかいものは、上に入れます。パンやおにぎりなども上に入れましょう。
【お客さんに持ちやすく】
商品を全て入れ終わったら、レジ袋の持ちて2本を合わせて軽く捻じります。そうするとお客様に渡した時にも、受け取りやすいですね。
でも、袋詰めはやはり回数をこなさないとなかなか上手くできません。やっているうちにコツがわかってくると思います。
袋詰めが心配という方は、バイト終わりに「家で練習するために袋を数枚もらってもいいですか?」と聞いてみてはどうでしょうか。
家にあるものを使って、いろいろなパターンの練習ができます。
ドラックストアのレジでのバイトの袋詰めは食品と洗剤を分けて入れるのがポイント
ドラッグストアでもレジで袋詰めをしてくれるお店があります。
今はドラッグストアでも食品を取り扱うお店が増えて来ましたよね。お客様のカゴの中に、食品と洗剤、芳香剤などが入っている場合には、お客様に「袋は別々にした方がよろしいですか?」と一声掛けるのが一般的です。
洗剤や芳香剤などは、パッケージの上からでもうっすらと香ることがあり、食品への臭い移りの心配もあります。お客様に確認せずに、一緒の袋に入れてしまうと、お客様からクレームをいれられてしまうこともあるので、必ず確認しましょう。
お客様の考え方はそれぞれで、分けるのが当たり前と思っている方もいれば、一緒にした方が運びやすいから一緒の方が良いと考える人もいます。
お客様が一緒でもいいよと言ってくれた時には、一つの袋でも構わないでしょう。
コンビニのレジでこんな袋詰めは迷惑な可能性も・・・
コンビニで店員さんが袋詰めをしている姿は、お客さんにとってどのように映っているのでしょうか。
お客様が主婦だった場合、「もっとこうした方がいいのに」なんて思っているかもしれません。食料品を購入する機会が多い主婦は、バイトでしか袋詰めをしていない人よりずっと経験があります。
袋に入れる順番が気になったり、小さい袋に無理やりギリギリまで入れたりした場合、後で車に行ってから直しているかもしれません。
コンビニでバイトをしていた方に伺うと、その方が新人の頃で袋詰めを手間取っていると、なんと袋詰めを自分でやり始めたお客様がいたとか…。
よっぽど詰め方の仕方が気になったのか、お客様が急いでいたのか…。
そんなお客様は稀だと思いますが、やはりレジでの袋の詰め方はお客様もどのように袋詰めしているのか気にしている証拠ですよね。
レジのバイトで袋詰めが先でお会計が後なのはどうして?
レジでのやり取りで袋詰めとお会計のタイミングで、お会計が後という場合が多いと思います。
店員さんが金額をお客さんに伝え、お客さんがお財布からお金を出している時に袋詰めをするパターンが多いですよね。お客さんがお金を出したら袋詰めの手を一旦止め、会計をします。お客さんにおつりを渡してから、また袋詰めを再会するという流れです。
こうすると、無駄な時間が少なく、お客様を待たせることが少ないでしょう。お釣りをしまうと同時くらいに商品が渡せればベストですね。
せっかちなお客様などはレジでの袋詰めとお金の受け渡しのやり方を一つ間違うとイライラしているのがすぐにわかります。マニュアル通りのやり方も大事ですがそんな時はお客様のペースになるべく合わせてあげるとトラブルを未然に回避できるでしょう。