コンビニの利益の出し方!コンビニ経営成功のカギとは?

コンビニの経営って誰でもできると思いがちですが、売上を上げることはとても大変なことです。

利益の出し方をしっかり知らないと失敗してしまう可能性があります。

今回は、コンビニの利益の出し方や、成功する秘訣をご紹介していきたいと思います。

コンビニで利益の出し方って?どうして利益がでないのか?

コンビニの経営をしているけれど、どうしても利益が出ない…。そんな時ってなにが原因なのでしょうか?

どんな商売でも楽に稼げる商売というのは存在しません。
儲かっている人だって努力をしたからこそ利益を上げることができたのです。

コンビニの経営は一見とっても楽だし儲かる商売と思われがちですが、実はそうではないのです。

コンビニでの集客に関してはコンビニ加盟店店主は何一つ考えることはありません。
その理由は、コンビニチェーンの本部では、毎週新商品の発売、リニューアル商品の発売、お買い得商品や新サービスといった演出が常に激しく繰り広げられてきています。

それはどのコンビニチェーンも生き残りをかけた競争に過ぎないのです。

個人営業の店では、この”集客”というのがとても大切なのです。
集客ができないところは3年以内に7割の個人事業主が廃業に追い込まれています。

コンビニで利益を出すことはとても大変な事ですが、お客さんを集めるためには品揃えを考えたりしなければなりません。

知り合いがやっているコンビニが不況…。利益の出し方って?

利益を取るためにはどんな商品が良いのか?

利益率が良いものとは?

・電子ライターではない100円ライター

・一枚入りのマスク

・おでん

・新発売のソフトドリンクなど。

利益率の高い商品は賞味期限がないものか、もしくは賞味期限がとても長い商品でじっくり売れば利益は取れる商品なのです。

食べ物で言えば、おでん商品も利益率が良いです。

知り合いのコンビニ経営者が利益が取れなくて悩んでいるとき、少しでも力になってあげようと協力をしているなんて人もいると思います。

そんな時は利益率を考えて買い物をしてあげると経営者から喜ばれます。

お弁当でも、賞味期限が近いものだったり、その店が力を入れて発注した商品を選んで買ってあげましょう。

コンビニで利益の出し方は立地や利益率が高い商品によって変わる!

店の収益を簡単に式で表すと…

①売上-②経費=③利益

となります。

店の利益率を上げるためには、努力と工夫も不可欠なのです。
利益が取れる商品を把握することが大事です。

例えばですが、コンビニの経営でファーストフードの売上構成比が全体の約3割を占めていて利益率が高い傾向にあるという事だったりを経営者は把握する必要があります。

経費はどれくらいかかっているなどを考えなければなりません。
経費で一番かかっているものと言えば人件費ですが、経営者が店舗に出ていない場合は、経営者自ら人件費を削るためにも店舗に出ることも必要になってきます。

コンビニで一般的な一日の売上平均とは、50万~70万と言われています。

もちろん立地や集客、店舗の大きさによって売上は違いますが、1ヵ月で考えると1,500万~2,000万くらいと考えられると思います。

コンビニの経営を失敗している経営者には共通していることがあります。

何でも自分ひとりで解決しようとするオーナーが多いそうです。業界にはその道のプロが

たくさんいます。その人たちの助言を素直に聞くことも成功に大切な要素の一つです。

自分一人で背負いこまず、アドバイザーなどに相談して問題を解決する糸口を見つけていきましょう。

コンビニ経営をすると発生する”ロイヤリティ”とはなに?

コンビニ経営をすると発生するロイヤリティというものがあります。

ロイヤリティとは本部へ支払う粗利分配方式の事です。

例えば月に1,500万円の売上があるとし、粗利益を30%とします。

売上の原価は1,500万円×70%=1,050万となります。

この場合の売上総利益は

1,500万-1,050万=450万

この450万に対してロイヤリティが40%だとすると、

450万×40%=180万

ロイヤリティ率が65%だと

450万×65%=292.5万になります。

この180万円や292.5万円がロイヤリティとなり本部へ支払う金額なのです。

ロイヤリティを支払った後に人件費や水道光熱費を差し引き、営業利益が導かれるのです。

営業に関わる経費などを引いてオーナーの収益になるのです。

コンビニ経営を成功する秘訣とは?

最終的にオーナの収益は売上と経費で決まります。

しかし売上を伸ばすことは簡単ではありません。

売上を伸ばし、コンビニの経営を成功させる秘訣とはどんな事なのでしょう。

それは、
◆オーナーや従業員は他人の助言をしっかりよく聞くこと!

◆問題を解決するために動き、努力をすること!

この2点がとても大切なのだと言われています。

コンビニを開業する人の年齢は大体40代から50代の割合が多いです。

定年退職をする前に早期退職をし、退職金でコンビニを経営をするという人が多い点からこの年齢層の人たちがコンビニを経営することが多いのでしょう。

40代・50代の人はそれなりに社会的経験を積んできたばかりでプライドも高いです。

他人の助言を聞くというのが最も難しい年齢だと言えるでしょう。

コンビニを成功させた経営者の多くは他人の助言を謙虚に聞き、方向転換も柔軟だと良います。

成功させたい人はこの秘訣をしっかり受け止め、問題解決に努めましょう。