「サッカーが上手くなりたい!」「将来はサッカー選手になりたい」と思って一生懸命練習をしている少年少女の皆さん、サッカーって楽しいですよね!
でも、サッカーが上手くなるためには時には辛い練習も乗り越えなくてはなりません。練習をしてもなかなか上手くならないこともあるでしょう。サッカーが上手くなるには、ドリブルのテクニックを上達させることも大切です。
コーンを使ってドリブル練習を行えば、ボールの扱い方が上手になりますよ!
コーンを使ったドリブル練習でサッカーが上手くなる!
コーンを使った練習の目的は、なんでしょうか?
相手を抜く練習として認識している人も多いかと思いますが、それは違います。一列に並び、動かないコーンという非現実的な状況で行う練習はリズムを体にしみこませることが目的と言えます。
コーン練習を行うときには、テーマやタッチを決めた状況で行うことで試合に活かせるものとなります。
ドリブルを覚える、上達させるにはリズムを体にしみこませることが大切です。等間隔にコーンを置き、タッチをマスターできるように練習をしましょう。
コーン練習を行うときには、ルールを決めるといいでしょう。インサイドだけ、アウトサイドだけとタッチを絞ってコーン練習を行いましょう。
インサイド、アウトサイドの練習に慣れてきたら、足の裏・インステップ・左右交互のタッチなどをしていきます。
もちろん、得意なものをどんどん伸ばすのもいいでしょう。それが試合で活きる武器となります。
色んなバリエーションで行うことでボールタッチの上達に繋がります。
コーンを使ってするドリブル練習でサッカーが上達!
相手に取られないドリブルとはどんなドリブルでしょうか?
相手に取られないドリブルのポイントは
・ボールを相手から遠い足でタッチする
・相手が取れないところへ移動させる
ことが必要です。
ボールを思ったところに移動させ、運ばなくてはいけません。
相手が目の前にいることでボールタッチやドリブルが荒くなってしまうでしょう。焦ってミスもしやすくなります。
コーンを使ってドリブルの練習をして、やわらかなタッチを身につけましょう。コーンを5本並べて往復するタイムを競ったり計ってみてください。
素早くドリブルしようとすると、タッチミスがおきます。いかにタッチミスをしないで
リカバリーできるかが大切です。
ドリブルをするときは、できるだけ自分の足とボールを離さないようにすることで相手に取られにくいものとなります。
タッチミスをしてもいいのでスピードも意識しながらコーンドリブルの練習をしてみてください。
コーンを使ったサッカーのドリブル練習には意味がある!
ドリブルの練習は、自分が気持よくできるスピードではなく失敗するかもしれないスピードで行うとさらにボールタッチやコーディネーション能力を身につけることができるでしょう。
練習であっても常に試合を意識することが大切です。
相手がいることを、想像しながら練習をしていますか?
コーンドリブルの練習ではこんな効果が期待できます。
・ボールタッチの向上
・コーディネーション能力(運動神経)を養う
・ボールを扱う時の身のこなし
動かないコーンをスムーズにかわせるということは試合で相手DFを抜くスキルがつくと言えるでしょう。
しかし、実際は動く相手となります。
相手の動き方、スピード、自分の動きやスピードを把握する必要があります。
その一瞬一瞬の判断をするにはボールの扱いができていなくてはいけません。
ボールに意識がいっているのでは、相手をかわすことはできないでしょう。
まずは、コーンドリブルの練習をしてボールをうまく扱えるようにすることが大切です。
サッカーのスラロームドリブルはドリブルの基本練習!
スラロームドリブルはドリブルの基本練習となりますが、いったいどんなドリブルなのでしょうか?
進む方向を左右交互に変えながら前進していくドリブルがスラロームドリブルです。ドリブルの基本練習として、初心者から上級者までが行っています。
スラロームドリブルは、カラーコーンやマーカーさえあれば狭い場所でも一人で行うことができますし人数が大勢いるチーム練習でも準備が簡単にできるのでウォーミングアップのときに短時間で効率的なドリブルの練習となります。
スラロームドリブルの練習をすることによって、ボールを自分の思う方向へと運ぶことができるようになります。
また、自分の体をボールと一緒に自分の思う方向へと動かしていく練習ができます。
スラロームのドリブル練習は、カラーコーンなどの障害物を2m感覚くらいで、1列に5~6個以上並べて行うといいでしょう。
体の重心やバランス、ボールと共に素早く左右に移動することを意識しましょう。できるだけ、視線を上に上げることが大切です。
ドリブルが上手くなれば体が自由に使えるようになる!
ドリブルが上手くなれば、もっとサッカーが楽しくなります。できる事がどんどん増えていきます。
ドリブルが上手いということは、体重の移動やスピードの出し方ができているという事です。ボールタッチも柔らかく、「足首」「膝」「股関節」などを意識しなくとも全身を使ってドリブルしていると言えるでしょう。
ドリブルを続けるには、持久力が必要となります。エネルギーを効率的に使うことも大切です。
パスが通るということは、それだけ判断が早くボールをよく扱っていると言えるでしょう。ドリブルの上手な子ほど長く持ち続けてしまいます。そうすると、どんどん相手に囲まれてしまいます。そうならない、そうしないためにパスのできる判断や早く仲間にパスを出す練習が必要となります。
周りが見えると、「走れ!」「もっと頑張れ」というような声掛けから「もっと左」などのように細かい指示を出すことができるようになります。