仕事では先輩が後輩に、後輩が先輩にイライラしてしまうということがあります。
新社会人も社会に出ると先輩をイライラさせることがあります。
どうしてイライラさせてしまうのでしょうか?そしてイライラしない為にはどうすれば良いのでしょうか?
先輩が後輩にイライラするときやその逆もあります。ポイントをまとめてみました。新社会人も必見です。
仕事で先輩が後輩にイライラ・・新社会人は入社後すぐと6か月目に注意
仕事を何年も続けていると後輩が新卒で入ってきますよね。
もちろん新人はまだ社会に出て初めてのことだらけです。右も左もわからないことでしょう。
仕事の先輩からしてみれば自分も新人の頃があったので新人の気持ちもわかるし新卒の後輩をどのように扱ったらいいかもある程度は経験済みなのです。
先輩からイライラされる時期は入社して間もない最初と6か月前後。ちょうど4月に入社してすぐと8月~9月ごろが後輩は先輩をイライラさせるのです。
ちゃんと仕事での面倒を見てもらえるかどうかは入社してすぐと、入社後5~6か月の間にかかっているのです。
そんな先輩や上司をイライラさせないためのポイントさえつかんでおけば社会人1年目も周りに助けてもらえながら会社になじむことができます。出世にもかかわってくることかもしれません。
入って間もないころに仕事の先輩が後輩にイライラするポイント
●挨拶ができない(もしくは元気がない)
新卒だろうとそうでなかろうと挨拶は人としての基本です。子供でも当たり前にできることが出来ていないと先輩は後輩にイライラするのは当たり前です。
●仕事に関係ない気遣いがちゃんとできるか
新卒の後輩は仕事はできないのは当然です。先輩はあなたの仕事中の仕事以外の気遣いや当たり前のことがちゃんとできているかをみているのです。
5~6か月ごろに仕事の先輩が後輩にイライラするポイント
●仕事で同じミスを何回もする
仕事に慣れ始めてきている5~6か月目は仕事にかかわってくることに対して先輩は後輩にイライラするのです。簡単な仕事のミスを何度も注意されているのに一向に直らないなどがそうです。
●仕事に関して注意されたことに言い訳をする
入社半年頃になると新人は会社に慣れてきて「でも」「だって」など言い訳で先輩に返すことが多くなりがちです。仕事を教えてもらっていることに関してや注意されていることに関して言い訳をし始めるのがこの時期です。
上記のようなことに気を付けていれば新人一年目はクリアしたも同然です。
新卒の方必見!仕事で先輩が後輩にイライラするのはこんな時
●注意しても謝らない時
仕事をするうえで先輩から注意をされたら、まずはきちんと聞いて謝罪するというのが基本です。自分だけが悪いという訳でなくとも、第一に謝罪するのが社会人というもの。
ただ、「自分は悪くない」といって人のせいにしたり、「経験が少ないのだからミスしても仕方ない」などと開き直って謝らない態度は、更に先輩をイライラさせます。
自分が担当したのであれば、それは最後まであなたの仕事なのです。もし、直接自分がしたミスでない場合にも、結果的に人に迷惑をかけることになってしまったことに対して謝罪する必要はあるのです。
●口のきき方が悪い時
社会人である以上、親しい先輩であったとしても上下関係はきちんとわきまえなくてはいけません。しかし、中には先輩に対しての口のきき方がわかっていない後輩もいるようです。敬語が使えないどころか、先輩にタメ口を使う後輩もいるのです。
言葉遣いは社会に出る前に勉強しておく必要があります。もし先輩に口のきき方に関して指摘を受けた場合は、すぐに改善が必要です。
先輩は後輩のこんな仕事中の発言にもイライラしています!
●どうしたらいいですか?
これの何がいけないの?なんて思った方はいませんか?
先輩から「わからない時は聞いて」「自分から動くようにして」と言われた場合でも、自分で考えもせずに指示を仰ぐというのはNGです。
こんな聞き方をすると、忙しい時には「どうしたらいいですかという前に、まずは自分で考えて!」と思ってしまいます。
指示を仰ぐ際には、具体的に「書類作成が終わったので、これから床の掃除をしようと思っています。その前に優先してやるべきことはありますか?」という風に、まずは自分で考えてから聞くようにしましょう。
●〇〇さんからは××と教わりましたよ
先輩によって言うことが違うと、教わる立場にある後輩としては困ってしまいますよね。本当は全員同じよう教えるべきではあるのですが、人によって積み重ねてきた経験も違う為、個別のアドバイスなどが異なるのも当然です。
「こんなやり方もあるんだ」とそれぞれを受け止めてください。忙し中アドバイスをしている先輩に対して「〇〇さんからは××と教わりましたけど」なんて言ってしまうと、「じゃあ〇〇さんに聞けば?」とイライラされること間違いなしです。
優先順位がつけられない先輩にイライラ!どうすればいい?
そういう先輩がいる会社、結構あるんですよね。センスが無いというか勘が悪いというか・・・一つの仕事でいっぱいいっぱいになってしまうのでしょう。しかし、そういう人を変えるというのはなかなか難しいことで、無理なのかもしれません・・・。
性格や人柄も悪いというのであれば救いようが無いのですが、そうでなければ付き合い方にも困ってしまいますよね。
あくまでもその人を採用したのは会社であり、あなたではありません。何か直接あなたが迷惑を被っているというわけで無いのであれば、気にしないのが一番です。
口出ししたくなる気持ちもわかりますが、そういった従業員を指導するのはその部署の管理職がするべきことです。
私が働いていた会社でも、そういった先輩や後輩がいましたよ。後輩に関しては無視すれば良かったのですが、先輩となるとやりにくいんですよね。
出来るだけ関わらないようにはしていましたが、どうしても関わらなくてはいけない時にはきちんと自己主張はしました。
きっと周りの人も大体、同じような思いを抱いているはずです。社会には本当に様々なタイプの人がいるので、これも社会勉強だと思って大きな気持ちで構えてあげてください。
仕事で先輩のこんな態度にイライラして、キレてしまった結果・・・
最初のうちは先輩に色々と理不尽なことを言われても耐えていたのですが、何度も同じようなことを言われ続けて、ある日わたしはついにキレてしまいました。
先輩「明日までに会議の資料を〇〇ページ分、用意しておいて!」
私「明日までに・・・さすがに無理です。他にもやらなくはいけない仕事があります。」
先輩「何言ってるんだよ、こっちの仕事を優先させろよ」
私「無理って言ってるじゃないですか!たまには自分でやってください!」
と吐き捨てて、私はぷんぷんしながらその場を去っていきました。今までは言うことを聞いていたこともあり、さすがに先輩も驚いている様子でした。
しかしそれ以降は私に頼みごとをする頻度が減り、頼む際には私の都合を聞いたうえで遠慮がちにお願いされるようになりました。
やっぱり先輩であったとしても、言わなくてはいけないことは言うべきだと思いました。
イライラしている人の対処!時には聞き役にも回ってあげて
人は皆自分の話を聞いてほしいと思っています。先輩も後輩も、上司や取引先のあの人だって同じように考えています。自分の話を聞いてもらいたくて仕方がないのです。
自分の話を聞いてもらえると気分が良いことは、あなたもよくわかると思います。そういうわけで、自分の話をしたいと思うかもしれませんが時には聞き役に回ることも必要なのです。
人は自分の話を聞いてもらえると、気分が良くなります。話を聞いてもらえるだけで気分は良くなり相手にたいしても「この人と一緒にいると楽しいな」と思ってもらえるのです。
聞き役に回ったからと言って、話を全て真面目に受け取る必要は無いのです。真面目な人ほど話の内容全てに対して返事をしてあげようとしますが、その態度は逆にイライラさせてしまう可能性があります。
ただ相槌を打ちながら聞いてあげるだけで構いません。「そっか~」「それでどうなったの?」なんて言っていれば良いのです。