介護の仕事は男性が有利?日本で今後なくならない職業!

介護の仕事は肉体労働・・・女性が多いイメージがありますが、男性の介護士さんも増えています。

介護の現場で男性が力を発揮できる場面とは?
また将来の悩みや不安に感じていることとは?

男性介護士さんの体験談も紹介します。

介護の仕事は男性のほうがいい場面も!

介護の仕事は女性のイメージがありますか?最近では男性の介護職員も増えています。
施設によっては、同性の介護を原則としている施設もあるそうです。

在宅で働く場合は訪問入浴介護の運転手というのがあります。
内容は車で移動し、浴槽を運ぶとういかなり力のいる仕事ですので、男性のほうが向いていると言えるでしょう。

ホームヘルパーの場合、「男性のヘルパーさんでお願いします」という声もあります。内容は力が必要な仕事だったりが多いです。

介護ヘルパーの資格を取り介護タクシーの仕事に就く人もいます。介護が必要な人にとって生活をするうえで、介護タクシーは欠かせません。体が自由に動かすことが出来ない利用者さんのお手伝いをすることもあるので力はあったほうがいいでしょう。

介護の仕事は大変ですが、確実にやりがいのある仕事だと言えますね。
男性ということで肩身の狭い思いをしている人もいるのかもしれませんが、男性ヘルパーの認知度を高める為にも頑張ってほしいところです。

男性の力が必要な時がよくある介護の仕事

介護をされている男性に聞いてみました。

保育の現場とは違い、介護の現場では力仕事が結構あります。
利用する方がご高齢とはいえ、一人の大人なので介助は力がいります。
中には暴れたり、抵抗されることもしばしばあります。

保育の現場では大きくても6歳くらい。子供が暴れても女性の力でもなんとかなるでしょう。介護の現場では高齢者といっても大人の男性を抑えるのはなかなか大変です。
そんな時はやはり男性職員の出番になるわけです。
そうしたトラブルもそうですが、さまざまな器機等の設置や移動で力仕事も多いことからどの施設にも男性の介護職員はいるでしょう。
また施設によっては、夜勤は男性がすることが多いところもあるそうです。

男性の介護職員のイメージとしては、真面目な人が多い感じがします。また男性が多い施設は働きやすいと思います。
女性ばかりの職場だとキツいイメージがありながらも、可愛がってもらえそうな気がします。

男性の介護職の仕事の悩みとは・・・

男の人が介護の仕事をするうえで不安なこと・・・。
「給料」と「何歳まで働くことが出来るか」ということがあるそうです。

まずは「給料」について。
仕事がキツイわりに、主任クラスになっても一ヵ月の給料は20万程度です。
その金額だと一人暮らしではなんとかやっていけても、結婚して妻や子供を養っていくには難しい額です。
仮に妻も働いていたとしても、子供が出来ると仕事は出来なくなり収入も入ってきませんね。
そして子供が大きくなると、学費や食費などの生活費は想像以上にかかってしまいます。
「何歳まで働くことが出来るか」という点ですが、介護に腰痛はつきものです。無理な体勢での作業や力仕事が多く体に負担がかかります。
介護の仕事は肉体労働で、若いうちは回復も早いですが年齢を重ねていくときついものがあります。
金銭的・肉体的・精神的に不安を抱えてるのが実情です。

介護の仕事をこのまま続ける?

介護の仕事をしていてこんな考えを持っていますか?
・ケアマネジャーの資格を取る
・いつかは施設長になる
・経営にも関わってみたい
・給料が上がらなくても今の仕事を続けてたい
などの目標があったりやりがいを感じているのならば、介護の仕事を続ける価値はあるでしょう。介護の仕事は今後の日本では必ずなくならない職業といえます。今後は介護の現状も今よりいい待遇になっていく可能性は十分あるでしょう。他の人より介護の仕事に関しては知識を持っているのは介護の仕事を続けていく人には有利です。
しかしそういう考えをもっていない場合は、早めの転職を考えるものありだと思います。
介護の仕事を辞めてすぐに、新しい目標を持つのは難しいことかもしれません。
ですが給料が安いなど将来に対して不安があるまま働き続けるよりも、新しく他にやりたいことを早い段階で見つけるほうがいい場合もあります。
転職をするなら40代よりも30代、30代よりも20代のほうが有利です。
また介護での経験は他の業種で活かせるということは少ないのです。

介護の仕事で男性である利点は?

■男性の介護職員を希望する利用者さんもいます。
日本の平均寿命は男性よりも女性のほうが長いのは知っていますよね。
ですで、介護のサービスを利用される人の多くは女性です。
そして意外にも高齢の女性は、男性のヘルパーを希望する方が多いといいます。

男性が女性の方を希望するのと一緒で、女性も男性のほうがいいというのです。
女性の職員のいうことよりも、男性の職員のいうことのほうが素直に聞く傾向があるといいます。
不思議に思うかもしれませんが、利用者さんの多くの年代が旦那さんのいう事には従うと言った時代背景が影響していると思われています。

■男性の介護職員のほうが有利?
介護の職場では、女性の職員は子育てや家庭の問題もあるため、男性のほうが正職員やリーダーに選出されるというケースが多いようです。
また各種の資格を取るという意識も男性のほうが高く、挑戦しやすい状況にあるのが男性職員の利点といえます。今後の収入UPも十分あり得るでしょう。