ズボンのチャックが動かない!これは困りますよね・・・
直す方法を紹介しますよ!
まずは、構造や名称を覚えてくださいね!
チャックを直すワザには・・・えんぴつで塗る・洗剤を塗布するなどがありますよ!
チャックが噛んでしまった時の直す方法や、チャックが動かない時に使える物、自分で修理できない時についてなどもまとめてみました。
ズボンのチャックが動かない・・・直す裏ワザを覚える前に!
ズボンのチャックが動かない!
どうやって直すのでしょうか?
教える前に、まずはチャックの構造や名称を説明します。
簡単なので、覚えてくださいね。
チャックのかみ合う部分・・・エレメント
開閉する時にエレメントをかみ合わせる役割をする部分・・・スライダー
チャック専用に作られていて、ポリエステル製が多い・・・テープ
これだけです。直し方で検索した時に出てくる名称なので覚えてくださいね。
では、チャックが動かなくなってしまった時の直し方についてです。
たまにしか使わないカバンのチャックが動かなくなった!なんて事、多いですよね?
力ずくでなんとか動かそうとすると、壊してしまうかもしれないので気をつけてください。
直す方法は、元の方向に戻してみる事です。
無理にあける、無理に締めるなんてするのではなく、反対に、元の方向へ戻すようにすると動く事がありますよ!焦らず、ゆっくりと。試してみてください。
ズボンのチャックが壊れた!直すにはこんな裏ワザが!
ズボンのチャックが壊れた時に使える裏ワザを紹介します!
裏ワザは4つ!
・えんぴつで塗る
・洗剤を塗布する
・ペンチでスライダー部を締める
・噛み合わせの悪さはペンチで調整
です。
「えんぴつで塗る」
動かなくなった部分を、えんぴつでなぞってみてください。ちょっとずつ上下に動かしながらです。えんぴつがの黒鉛が潤滑剤の働きをしてくれますよ。
「洗剤を塗布する」
ティッシュに、液体の石鹸か洗剤を水と混ぜたものをしみこませて、動かなくなった部分に塗ってみてください。
「ペンチでスライダー部を締める」
スライドしても閉じない場合・・・スライダーに隙間ができてしまっているかもしれないので、濡れたティッシュで拭いてから、ペンチで締めてください。こまめに確認しながら調節する事が大事です。
「噛み合わせの悪さはペンチで調整」
閉めた後、チャックが波打っている、噛み合わせがズレている場合・・・スライダーを動かすのではなくペンチを使ってください。
正しい噛み合わせになるように、上からゆっくり挟んでみてくださいね。
ズボンのチャックが噛んでしまった!直すにはどうしたらいい?
ズボンのチャックが噛んでしまった・・・
このように、チャックのスライダーが、布を噛んでしまったら、閉まらなくて焦ってしまうでしょう。
そして無理に引っ張ると、破れてしまうなんて事に・・・
この場合は、チャックと平行方向に噛んだ布を引っ張りだしてみましょう。
布を引きちぎるような力ではなく、ピンと布を張るぐらいの力です。
それから、スライダーをスッと動かしてみましょう。
デニムなどのかたい生地を噛んでしまったら、細いマイナスドライバーなどで、先端の生地をスライダーの間に噛ませてください。
そして、マイナスドライバーの先端で、スライダーをちょっと押し上げるようにしながら、スライダーを動かしてみてくださいね。
もし、スライダーの片方が外れてしまったら・・・
スライダーの噛む部分をマイナスドライバーで広げてから、無理やり外れたファスナーを噛ませてみてください。
ファスナーとチャックとジッパー・・・これって違いがあるの?
みなさんはチャックの事をなんて呼んでいますか?
ファスナーですか?ジッパーですか?
この、ファスナーとチャックとジッパーって違いがあるのでしょうか?
1981年に、米国で靴紐を結ぶ不便さを無くそうとして考えた物がファスナーの起源とされています。
そして、1921年に米国のメーカーが、閉める時の擬音の「Zip」から、ファスナーを「ジッパー」と命名し、このジッパーという呼び名も浸透しました。
日本では、1927年に尾道で「巾着」からもじり、ファスナーを「チャック印」として販売したら評判になり、「チャック」という名前が定着したのです。
なので、ファスナーとチャックとジッパーの違いはなく、同じものなのです。
中国語圏・・・ラーリェン
フランス語・・・フェルメチュール・ア・グリシェール
中米諸国・・・シェレス・レランパゴス
と、他の国ではこのように呼ばれています。その土地独特の名前がつけられているのです。日本ではファスナーより、チャックという名前が定着していますよね!
チャックが動かない時はリップクリーム!?自分で修理できない時は?
チャックが動かない・・・
長く使用したチャックが錆びてしまっている事があると思います。自分でなんとかしようとして潤滑油がないかな~と探したけど・・・ない!
そんな時に役に立つ代替品を紹介します!
それは「リップクリーム」です!
綿棒にリップクリームを塗って、両側のエレメントにつけるだけです。
リップクリームの他には、ワセリンや固形石鹸も使えますよ!
また、先ほど紹介した鉛筆も手軽に試せますよね!
でも、やっぱり自分で修理するのは心配・・・なんて人もいるでしょう。
その場合は修理屋さんにお願いしてみましょう!
スライダーの交換はだいたい2,000円ぐらいで、チャック全体交換だと、一箇所で1,000~2,000円ぐらいでしょう。
大事な物、そして高価な物は、お手入れも兼ねて修理屋さんにお任せしてみてもいいのでは?
そうでもないもの?なら、自分で修理にチャレンジしてみてもいいでしょう!