ダイエット中でスイーツを食べるのを我慢しているときこそ、おすすめなのが抹茶のお菓子!?
抹茶にハマってしまう理由にはどんなものがあるのでしょうか?疲れているときには甘いものですが、抹茶を選ぶときには疲れているときプラス癒されたいときなのかもしれません。
ついつい抹茶味を選んでしまうのには抹茶にはこんなパワーがあるからと言えそうです!女子も男子もおかんもおとんもみんな大好き!抹茶について紹介します。
女子が抹茶好きなのはこんな理由が隠されていた!?
スイーツに多く使われる生クリームと抹茶のクリームを味覚センサーで比べて見るとどのような違いがあるのでしょうか。
生クリームは、甘味が特化していて、次に旨味がきます。
構成で言うと甘味+旨味ということになります。
では、抹茶のクリームはどのような結果でしょうか。
抹茶クリームは生クリームに比べて甘味は控えめですが、旨味は生クリームを超えています。
そこにさらに苦みが加わるのです。
そのため、生クリームよりも深い味わいになるのですね。
抹茶のスイーツは、ここ数年ブームが続いています。
なぜここまで抹茶のスイーツが人気になったのかは、人の味覚にヒントがあります。
人の味覚は「なじみのある味+ちょっと新しい味」を好む傾向にあります。
全く新しい味の食品に対しては、本能的に警戒します。
この点、抹茶味は日本人が古くから口にしていたお茶がありますので、慣れ親しんできた食品です。
ですので、お茶を長いこと飲んできた日本人にとっては、抹茶のスイーツはとても受け入れられやすいものだったのです。
女子の好きな抹茶は体にいい?栄養や効果について
抹茶とは、緑茶の一種である碾茶を粉末状にしたものです。
被覆栽培という直射日光を遮断する栽培方法で作ると、旨味やコクが増すと言われます。若葉のうちに摘んで加工します。
茶道ではもちろん、和菓子、洋菓子、料理など幅広く使われています。
抹茶にはさまざまな栄養効果があります。
【カテキン】
抹茶に含まれるカテキンには、脂肪の吸収を阻害する働きがあると言います。
その効果により、小腸での脂の消化吸収が抑えられます。
【カフェイン】
カフェインには、血流を良くして代謝を促進する効果があります。
また、脂肪燃焼効果も期待できて、内臓脂肪を減らす働きもあります。
【テアニン】
抹茶のうまみ成分がテアニンです。
テアニンにはリラックス効果があり、睡眠の質を向上させてくれたり、認知症の予防にも効果的と言われます。
テアニンは血行を良くする効果もあるので、冷え性の改善にも期待できます。
女子が好きなのも納得!抹茶はダイエットにも効果がある!?
抹茶には、女子に嬉しいダイエット効果も期待できます。
抹茶には肥満防止に効果のある成分が含まれています。
脂肪を効率よく燃焼させる効果のあるカテキンやカフェイン。
タンニンは脂肪の吸収を抑制して、分解する働きがあります。
茶葉ごと食べる抹茶には多くの食物繊維も含まれます。
抹茶1杯で、さつまいも35gの食物繊維が摂取できます。
便秘解消や肌荒れの改善に効果が期待できます。
カフェインやカリウムには利尿作用があります。
体内の余分な水分を排出して、むくみ解消効果があります。
抹茶を取り入れるといいことばかり?こんな効果が期待できます
抹茶のテアニンは、リラックス効果があるというお話をしましたが、このリラックス効果に関連して、集中力がアップするとも言われます。
テアニンを摂取して、脳がリラックスすると集中力が上がるのです。
テアニンは記憶力向上にも期待できると言います。
この集中力や記憶力の向上というのは、認知症の予防にもつながります。
また、抹茶にはみかんの4~7倍ものビタミンCが含まれます。
ビタミンCは肌への良い効果は皆さんご存知だと思いますが、実はストレスに対しても良い効果があります。
ビタミンCはストレスに対する抵抗力をつけると言われます。
そして、抹茶には口臭予防の効果もあります。
抹茶に含まれるビタミンやカテキン、フラボノイドには消臭効果があります。
ガムの成分やマウスウォッシュなどにも含まれている製品があります。
抹茶の飲みすぎはよくない?注意する事とは?
抹茶には、カテキンやカフェインが含まれています。
日本ではカフェインの摂取量の安全基準は設定されていませんが、海外では基準を設けている国もあります。
カナダでは体重を目安にして、1日の摂取量を体重1kgで、2.5mg以内という規定があります。
最近は日本でもカフェインの過剰摂取が問題になっています。
大人であっても過剰に摂取してしまうと中毒症状を起こします。
1日の摂取量は6gくらい、1日3杯くらいまでが良いでしょう。
カフェインが含まれているものは、お茶やコーヒーをイメージする人が多いと思いますが、コーラなどにも含まれます。
カフェインの1日の摂取量を考えるなら、それらを合わせた一日の総摂取量で計算することが必要です。
カフェインには覚醒作用や利尿作用がありますので、寝る6時間前には抹茶を飲まない方が良いでしょう。
寝付きが悪くなったり、夜中に目が覚めてしまうことがあります。
また、利尿作用により夜トイレに起きてしまうこともあるでしょう。
飲む時間帯のおすすめは、朝、または運動前です。
朝の抹茶は腸の働きを活発にして体の老廃物を外に出しやすくします。
また、運動前の抹茶は脂肪燃焼効果で、運動時により脂肪が燃えやすくなります。