赤ちゃんの唇が切れてしまったら、慌ててしまいますよね。
赤ちゃんの唇が切れたのは乾燥が原因?それとも、ぶつけたことでのケガなのか?
そこで、赤ちゃんの唇が切れたときの対処法についてご紹介致します。
赤ちゃんの唇が切れたときはどうする?
もしも、赤ちゃんの唇が切れて、血が出ていたら、お母さんは焦りますよね。
しかし、赤ちゃんの唇は切れやすく、血も出やすいですよね。
まずは、清潔なガーゼやタオルによって軽く押さえて、血が止まるのを待ちましょう。
歯が生えている赤ちゃんなら、むしろ歯で唇を切ってしまった可能性も考えられます。
この時、歯がグラグラしたり、痛がってる様子はないかをよく観察しましょう。
もしも、痛がっているようであれば、歯科へ受診することをオススメします。
口の中の小さな傷であれば、血はけっこう出るので焦ってしまいますが、比較的治るのも早いのです。
出血しているところを清潔なティッシュやハンカチによっておさえましょう。
傷が深いようであれば、外科を受診した方が良いかもしれません。
赤ちゃんの唇が切れた原因が乾燥による場合
唇の乾燥を防ぐには、一般的にリップクリームを使いますよね。
これは、赤ちゃんに対しても同じようにリップクリームを塗っている人は多いでしょう。
では、赤ちゃんにも大人と同じリップクリームで問題はないのでしょうか?
もし、リップクリームに香料などが入っていると、赤ちゃんの唇にはそれが刺激になってしまう可能性があります。
また、大人用の甘い香りのするリップクリームでは、逆に唇を舐めてしまうかもしれません。
その点、赤ちゃん専用のリップクリームであれば、天然成分のみになっているので心配ありません。
ちなみに私はよく、赤ちゃんの頃から息子にワセリンを塗っていました。
ワセリンは、肌に塗ることで皮膚に油の膜を張ります。
これにより、水分を蒸発しないのです。
ですから、肌本来が持つ保湿成分の減少を防ぐことができ、肌を守ってくれるのでオススメですよ!
それから、血行を良くして新陳代謝を促す効果のある馬油も、肌の角質層に浸透するため肌の奥から乾燥を防いでくれるのでオススメです。
赤ちゃんの唇が切れた・・・乾燥によって病気になることも?
乾燥によって唇が切れてしまうことで、痛い経験をしたことはありませんか?
これって、赤ちゃんにとってはかなり痛みを感じることでしょう。
赤ちゃんの場合、自然に乾燥により切れてしまうだけではなく、唇のひび割れが気になって自分で皮を剥いてしまうこともあるのです。
そこで、心配になるのが、その切れた傷口から感染症になってしまうことです。
普通にそのまま傷口がふさがり治ってくれることが一番ですが、その傷口より細菌などが入ることで感染症になってしまう可能性もあるのです。
唇の傷の場合、どうしても何かを張ることもできないので、細菌が入りやすいのです。
ですから、乾燥によって唇が切れてしまったとしても、それが原因で病気になることもあるので注意しなければなりませんね。
赤ちゃんが転倒などにより口の中をケガしたときは・・・
赤ちゃんが転倒などによって、唇や口の中から出血してしまったときは、まず傷の深さを確認しましょう。
傷口が小さいときは、清潔なガーゼなどでおさえて少し様子をみましょう。
もしも傷口が大きいのであれば、清潔なガーゼなどでおさえながらすぐに病院へ行きましょう。
また、舌を噛んで血が出ているときは、それが少しの出血であれば、そのまま様子をみましょう。
しかし、この時も傷が大きいのであれば、縫合が必要となりますので、舌を清潔なガーゼなどで包むようにしてすぐに病院へ行きましょう。
上の唇の裏側の中央にある帯状のひものような場所が切れて血が出ている時は、上唇の上から指で押さえ止血をしましょう。
もし、これえも止まらなければ、病院に行くのがいいですね。
赤ちゃんの唇が乾燥する原因とはなにか?
赤ちゃんは、肌だけではなく唇も乾燥しやすいのです。
唇は、他の部分の皮膚に比べると角質層が薄くて水分が保たれにくく、乾燥しやすいものなのです。
では、どうして赤ちゃんの唇は乾燥してしまうのでしょうか?
その原因は、赤ちゃんの体質にもよります。
そして、自分の手足を吸ったり舐めたりするときに、くちびるの油分まで舐めとってしまうのです。
そのため乾燥しやすくなってしまいます。
また、赤ちゃんはよだれを出したり、唇をこすったりもします。
もし、赤ちゃんの唇が乾燥してるからと言って、唇にお母さんの唾を付けようとするのはやめましょう。
これにより、口の中に潜む菌やウィルスが赤ちゃんの口の中に入ってしまい、病気になってしまう可能性があります。
絶対にやめましょうね。
それから、はちみつを塗ることも危険です。
はちみつには、ボツリヌス菌という菌が含まれていることがあるのです。
1歳未満の赤ちゃんは、はちみつによって「乳児ボツリヌス症」という病気を発症することがあるのです。