バイトでミスをしてしまうと、やめたい・・・という考えが頭をよぎりますよね。
でもここでやめてしまうと、今後も同じことを繰り返してしまう可能性があります。
どのようにして乗り切れば良いのでしょうか?バイトでミスをしてやめたいと思った時の対処法をご紹介します。
バイトでミス・・・やめたいと思う前に考えて欲しいこと
●やめたいと思う前に、ミスのフォローの仕方を考える
バイトでミスをして、やめたいと思ってしまうのも当然です。例え一生懸命に働いていても、その時のタイミングや体調、気持ちの状態で、ミスが起こってしまうこともあるのです。
大切なのは、ミスをした時にどのように対処するかとういことです。対応次第で、周りからの印象は大きく変わるでしょう。やめたいと思う前に、ミスをどのようにしてフォローすれば良いのかをまずは考えてみて下さい。
●やめたいと思う前に、仕事を任されているという責任感を持とう
バイトと言えども、あなたも仕事を任されている一人です。ミスをするとやめたいと思ってしまうかもしれませんが、あなたがやめることでまたバイトの募集や採用をして、教育していかなくてはならないのです。
そして、そこでやめてしまうと「ミスをしたのが気まずいからやめる」というのが癖になってしまう危険性があります。学生のバイトのうちはまだそれで良いかもしれませんが、社会に出てまでそんなことを続けていると、継続力のない人間になってしまいますよ。
●やめたいと思ってやめる人は他の仕事も長続きしない人かも
仕事をやめたいと思うことは皆さん一度はあると思いますが、ミスで落ち込んで辞めるという行為は今の仕事だけではなく他の仕事も途中でやめてしまう人ではないでしょうか。
それは言い換えれば今の状況から逃げたいからではないでしょうか。
あなたももう一度よく考えてみて下さいね。
バイトでミスをしてやめたいと思ったけど、続けて良かった!
お店が混雑して忙しくなると、つい私は焦ってしまいオーダーミスを何度もしてしまいました。バイトの先輩にはその都度怒鳴られて、またそれがプレッシャーに・・・。「また同じ失敗をしてしまったらどうしよう」と思うと、思うように仕事が出来なくなってしまったのです。精神的にも辛くなってしまって、私には向いていないんじゃないかと沢山悩みました。
でも負けずに、頑張って続けることにしたのです。きっとこれを理由に辞めたら、これからも同じことが起った時に辞めることになってしまうとも思ったからです。
バイト仲間にも相談したところ、「誰でも失敗するんだから、そんなに気にする事ないよ。次から気を付けるようにしたら良いんだよ!」とも言ってもらえ、気持ちも楽になりました。
そんな風にしてやめずに続けたところ、今では焦らず仕事も出来るようになりました。新人の指導も任されることになり、ホールだけでなくキッチンの仕事も教えてもらえるようになりました。ステップアップしていくことができているので、あのとき踏みとどまって良かったなと思っています。
私はバイトでこんなミスをして、やめたいと思いました・・・!
「ミスをしたら謝れば大丈夫」と思っている方も多いでしょう。しかし、小さなミスが大きなミスへと繋がってしまうことがあるのです。実際にバイト先で起こった、ミスの瞬間をご紹介します。
●釣銭の渡し間違え
バイトが終わり最後にレジの残金を確認したところ、数千円足りないことに気が付きました。間違えてお客様に、多くお釣りを渡してしまっていたようです・・・。
●オーダー間違えでクレームに
ファミレスのホールで勤めていた時に、オーダー間違えで別の料理を提供してしまいました。また作り直すことになったのですが、それにも時間がかかってしまったためクレームに・・・。店長が対応することになりました。
●ピザの配達中に転倒
ピザのデリバリー配達の際、考え事をしながら運転してしまっていました。その為、赤信号に気が付かず、直前でハッとしてブレーキを掛けたところ転倒してしまったのです。
●食器が割れてしまった
お客様にお料理を提供しようとしたところ、手が滑ってしまい食器が落下し割れてしまいました。
そもそも、なぜ人間はミスをしてしまうの?
●技量不足
そもそも作業が難しすぎたという場合があります。自分の能力以上のことをしようとしたということです。
●記憶力不足
覚えることがありすぎて、知識が不足しているケースです。
●慢心
習慣化してしまい、つい慣れた手つきで気を抜いて作業してしまった時などにもミスは起こります。
●不注意
緊張が足りないことから、注意力に欠けて見逃してしまうことがあります。
●緊張過剰
締め切りに迫られたりなどの焦っている状況で、浅はかな行動をしてしまうことも。
●自己誇示欲
カッコつけようという意識が働くことで、自ら危ない行動をとってしまう人がいます。
上記の理由以外にも、本当に様々な理由でミスが発生してしまうことがあります。普通に考えたらありえないと思うようなことでも、時としてミスに繋がることがあるのです。
特にミスに気を付けなくはならないのは、はじめてのことや慣れていないことをする時です。不慣れな仕事の場合は、「自分の能力」と「要求されるレベル」のズレに気が付くのも難しいのです。
バイトが辛ければ、時にはやめるという選択肢もあります
バイトが辛い時は、どうしても辞めたいという考えが頭をよぎってしまいますよね。やめたら楽になれそうとは思うものの、やめるというのは逃げだ!甘えだ!という厳しい考えも持ちながら、自分を戒めている人もいるでしょう。
でも、あなたは十分頑張っていますよ。
辛いからやめるのは逃げ?・・・きっと甘い人なら、もう既にやめているのではないでしょうか。
もし本当にやめたいのであれば、やめたって大丈夫なんですよ。民法第627条にも記されておりますが、やめたければやめることが出来る立場にあるのです。誰にもあなたを引き止める権利はありません。
そう思うと、少し気持ちが楽になりませか?
「いつ辞めてもいい」「もう少し働いてあげてもいい」
このくらいの気持ちでいれば良いのです。バイト先はそこだけではありませんよ。あなたには自由に選ぶ権利があることを忘れないでください。