赤ちゃんに牛乳を飲ませたら下痢をしてしまった…。
アレルギーなの?赤ちゃんが下痢をしたら親は心配になりますよね。
どうして牛乳を飲むと下痢をしてしまうのでしょうか?
その原因や対処の方法についてご紹介します。
赤ちゃんが牛乳で下痢をしたら症状をよく確認しましょう!
牛乳を赤ちゃんに飲ませたら下痢をしてしまった…。何か原因があるのでしょうか?そんな考えられる原因についてご紹介します。
<乳糖不耐症>
牛乳を飲んでから30分から2時間くらいの短時間に
・酸っぱい匂いのする水の様な下痢が続く
・お腹が張る
・おならをよくする
このような症状が出たら乳糖不耐症の可能性があります。
<牛乳アレルギー>
牛乳を飲んですぐや半日くらいで
・下痢
・蕁麻疹や痒み
・咳
・鼻水
・喘息のような症状
・嘔吐
などの症状がある場合はアレルギーの可能性があります。
胃腸炎などの風邪をきっかけに一時的に乳糖不耐症になっていることも考えられますし、牛乳アレルギーなのかもしれないです。また、冷たい牛乳を消化できずに消化不良を起こしていることも考えられます。
赤ちゃんに牛乳をのませて下痢をしたときにはどんな症状が出ているのかしっかり確認してみてくださいね。
赤ちゃんが牛乳で下痢をするときは飲ませない方がいい?
赤ちゃんに牛乳を飲ませて下痢をしてしまったら、もう飲ませるのはやめた方がいいのか悩みますよね。
今後飲ませても大丈夫かどうかは下痢になっている原因によります。
乳糖不耐症の場合は胃腸炎などの風邪で一時的になっている可能性もあるので、時間が空けば飲ませても大丈夫です。
ですが、もともと乳糖不耐症なのであれば飲ませるのは控えた方がいいです。
またアレルギーの場合も飲ませるのはやめましょう。わからないからと飲ませていると命に関わることもあります。
牛乳を飲んで下痢が続くのであれば病院できちんと判断してもらうことが一番です。
安心するためにもアレルギーの検査をし、乳糖不耐症なのかアレルギーなのかしっかり確認しましょう。もし乳製品アレルギーという結果が出ても時間をおいて再検査をするとアレルギー値が下がる場合もあります。半年ごとに病院に検査にいって確認するといいでしょう。
赤ちゃんが牛乳で下痢…。アレルギーの場合はこれがおすすめ!
牛乳アレルギーの場合はどのような物を飲めばいいのでしょうか?
おすすめは豆乳です。
牛乳アレルギーのご家庭では定番ではないでしょうか?牛乳と同じくらい簡単に手に入れる事ができますし、手軽に利用できます。
植物性の飲み物なのでダイエットをしている方にもおすすめ。牛乳の変わりに豆乳を使って料理することもできメニューも増えます。
大豆の風味が気になると言う場合には調整豆乳というものがいいですよ。
次におすすめなのが、ライスミルクです。
お米のとぎ汁のような飲み物です。さらっとしていて、豆乳のような癖のある風味はありません。
牛乳に比べると手軽には手に入れにくいですが作ることが出来ます。
お米を一合炊き、それに水500ml入れ、ミキサーで細かくし、ざるなどでこしたらライスミルクの出来上がりです。手作りした場合は1日から2日で飲むようにしてくださいね。
牛乳で下痢をする赤ちゃんの治療について
上でも乳糖不耐症について触れてきましたが、乳糖不耐症の場合はどのような治療をしたらいいのでしょうか?
赤ちゃんはまだ消化器官が未熟です。そんな時に風邪やウイルス性胃腸炎などになると下痢が続いてしまう事があります。
このような症状は、二次性乳糖不耐症が原因になることが多いです。腸の粘膜に傷がついてしまい、ラクターゼの分泌が減り下痢などの症状を起こします。
このような症状が出た時には、ミルクに乳糖を含まない乳糖不耐症の治療用のミルクに切り替える必要があります。
腸が回復するまで赤ちゃんの消化吸収の負担にならないようにする必要があるのです。
母乳の場合は、赤ちゃんの栄養源としてとてもいいものですし、ミルクよりも消化に優しいので、ひどい症状ではない場合は乳糖分解酵素剤を処方して貰いながら、授乳を続けることが多いです。
どちらにしても赤ちゃんの腸をしっかり回復させてあげることがとても大切になってきます。
赤ちゃんに牛乳を飲ませる時期は?下痢などしてないか確認しよう
牛乳を飲ませると下痢をするなどの症状が出るかもしれないと思いいつ頃から飲ませたらいいのか悩む親もいるのではないでしょうか?
牛乳を飲ませるなら、1歳以降に少しずつ始めるのがおすすめです。
ある人の話では、栄養士さんに1歳以降にしてくださいと指導されたといいます。
ですが、パンやチーズなど牛乳ではないけど牛乳が入っている食材も多くありますよね。なので絶対にその時期まで飲ませたらダメだというわけではないようです。
離乳食を始める時に調味料として牛乳を使おうと考えることもあると思います。そんな時には大さじ1から2杯程度にし、必ず加熱することが重要です。
そして、牛乳をそのまま飲ませるようにするのは1歳以降に少しづつ飲ませましょう。一気にたくさんの量をあげてしまうのは危険です。必ず少しづつ飲ませ、何か症状が出ていないかしっかり確認しましょう。
それでも心配がある場合は、離乳食が完了する時期、1歳半くらいに始めるといいかもしれません。大きくなっているからといきなり大量に上げるのではなく、始める時は少しづつ、様子をしっかり確認しながらにしてくださいね!